【在宅勤務者必見!】停電によるパソコンのトラブルを防ぐ!UPSのススメ
在宅勤務が増えている昨今、自宅での作業環境はますます重要になっています。
快適な作業スペースや高速なインターネット回線はもちろんのこと、見落としがちなのが停電対策です。
電子レンジやエアコンなど、消費電力の高い家電製品を使用すると、一時的にブレーカーが落ちて停電してしまうことがあります。
そんな時、もしデスクトップパソコンの電源が落ちてしまったら、データの損失や作業の中断など、大きな損害につながる可能性があります。
そこで今回は、在宅勤務者にとって心強い味方となるUPS(無停電電源装置)について解説します。
UPSを導入することで、停電によるトラブルを回避し、安心して仕事に集中することができます。
UPSとは?
UPSとは、停電が発生した際に、内蔵されたバッテリーから電力を供給することで、接続されている機器の動作を維持する装置です。
停電時でもパソコンを安全にシャットダウンしたり、作業を継続したりすることができます。
UPSは、電源(コンセント)とデスクトップPCの間に接続することで、停電時にPCへの電力供給を維持する役割を果たします。
イメージとしては、コンセントとPCの間にUPSという「バッテリー付きの電源タップ」を挟むような感じです。
UPS本体には、複数のコンセントが備わっているものが一般的で、PC以外にも、ディスプレイやルーターなど、停電時に動作を継続させたい機器を接続することができます。
ただし、UPSの出力容量には限りがあるため、接続する機器の消費電力の合計がUPSの出力容量を超えないように注意する必要があります。
UPSの選び方
UPSを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 出力容量:接続する機器の消費電力よりも大きな出力容量を持つUPSを選びましょう。
- バックアップ時間:停電時にどれくらいの時間、機器を動作させ続けたいかを考慮して、必要なバックアップ時間を持つUPSを選びましょう。
- 出力波形:接続する機器に適した出力波形のUPSを選びましょう。
- 機能:自動シャットダウン機能や、サージ保護機能など、必要な機能を持つUPSを選びましょう。
- 価格:予算に合わせて、適切な価格のUPSを選びましょう。
機器の消費電力の調べ方
UPSを購入する上で最大のポイントは消費電力にあった出力用量です。
ここで消費電力を調べる方法をご紹介します。
機器本体のラベルや説明書を確認する
多くの電化製品には、本体やACアダプタに消費電力が記載されています。 「W(ワット)」や「VA(ボルトアンペア)」といった単位で表示されているので、チェックしてみましょう。
電力計を使用する
家電量販店などで販売されている電力計を使用すれば、実際に使用している電力を測定することができます。 コンセントと機器の間に電力計を接続するだけで、簡単に測定できます。
メーカーのWebサイトやカタログを確認する
メーカーのWebサイトやカタログにも、製品の消費電力が記載されている場合があります。 型番などで検索してみましょう。
UPSの活用
UPSは、停電対策だけでなく、防災にも役立ちます。
近年、地震や台風などの自然災害が増加しており、停電が発生するリスクも高まっています。
UPSを導入することで、災害時にもパソコンやスマートフォンなどの機器を使用することができます。
特に、在宅勤務者であれば、ソーラーパネルとソーラーパネルに接続できるUPSをセットで購入することで、停電が長期化した場合でも、太陽光発電でUPSを充電し、電子機器を使用し続けることができます。
まとめ
UPSは、在宅勤務者にとって、停電対策だけでなく、防災対策としても非常に有効な装置です。
ぜひ、今回の記事を参考にして、UPSを導入し、安心して在宅勤務に取り組んでください。