「フェニックス」のチェックリストとは何か?CIAが開発した問いのチェックリストを解説

2022年1月13日

「フェニックス」のチェックリストの概要

「フェニックス」のチェックリストとは、アメリカのCIS(中央情報局)が開発した問いのチェックリストで、物事を様々な角度から見たい時に役立ちます。
「フェニックス」のチェックリストを実践する際は、取り組みたい課題を書き、その課題に対して後述する様々な問いかけをし、解答を記録していきます。

「フェニックス」のチェックリストの問い

「フェニックス」のチェックリストは、以下の問いかけを課題に投げかけ、その解答を記録し、課題を多面的に捉えていきます。

問題

以下の問いを抱えている、また解決しようとしている問題に投げかけていきます[1]Michael … Continue reading

  • なぜ問題を解く必要があるか。
  • 問題を解くことによって、どんな恩恵をこうむるか。
  • わからない問題は何か。
  • まだ理解していない問題は何か。
  • 現在手元にある情報は何か。
  • 問題の対象外になるものとは何か。
  • 手持ちの情報で十分か。あるいは、不十分か。過剰ではないか。あるいは、矛盾点があるか。
  • 問題を図表にすべきか、それとも、図解すべきか。
  • 問題それぞれの境界線をどこで引くか。
  • 問題のさまざまな部分を切り離して考えることは可能か。それらの記述は可能か。問題の各部分は互いにどう関連するか。
  • 問題の不変な点(変化しない点)とは何か。
  • この問題を以前にも見たことがあるか。
  • この問題を多少違った形で見てみたことはあるか。
  • 関連する問題はあるか。
  • よくある問題で、共通した、あるいは類似した未解決部分をもった問題を考えてみるとどうなるか。
  • 自分に関連のある問題ですでに解決済みの場合、それが使えるか。その方法を他の問題にも使うことができるか。
  • 問題を言い換えることはできないか。言い換え方はいくつあるか。より一般化した言い換え方はどうか。より具体的な言い方ではどうか。言い換え方は変えられないか。
  • 想像しうる、最良の場合とは何か。最悪の場合とは何か。最も起こる可能性の高い場合とは何か。

計画

以下の問いは、計画に投げかけていきます[2]Michael … Continue reading

  • 全体の問題を解くことは可能か。問題の一部ではどうか。
  • どんな解決を望むか。それを具体的に述べることはできないか。
  • 未知の部分がどれくらいあるか。判断可能か。
  • もっている情報から有益なものを引き出すことは可能か。
  • 情報はすべて使い切ったか。
  • 問題と切り離すことができない概念はすべて考慮に入れたか。
  • 問題解決のプロセスで各段階のひとつひとつを切り離して考えることは可能か。各段階の妥当性を判断できるか。
  • アイデアを生み出すためにどんな創造的思考テクニックを使うことができるか。異なったテクニックをいくつ使えるか。
  • 結果を想定することは可能か。異なった結果をいくつ想定することが可能か。
  • いくつの異なったやり方で問題解決を試みたか。
  • 他の人は何をしたか。
  • 解決を直感的に知ることができないか。その結果を検証できるか。
  • 何をすべきか。どうやってそれをすべきか。
  • それをどこで行うべきか。
  • それをいつ行うべきか。
  • 誰がそれを行うべきか。
  • この時期にすべきことは何か。
  • 誰が何に対して責任を負うことになるか。
  • この問題を利用して何か他の問題を解くことは可能か。
  • この問題の独自性を決定づけているユニークな特質とは何か。
  • どんな指標が、自分の進捗の度合いを最もよく示してくれるか。
  • 成功の時期がどうやってわかるか。

1Michael Michalko(著)、斎藤勇(訳)、塩谷幸子(訳)、小沢奈美恵(訳)『アイデアのおもちゃ箱―独創力を伸ばす発想トレーニング』ダイヤモンド社、1997年、155~156頁。
2Michael Michalko(著)、斎藤勇(訳)、塩谷幸子(訳)、小沢奈美恵(訳)『アイデアのおもちゃ箱―独創力を伸ばす発想トレーニング』ダイヤモンド社、1997年、156~157頁。