動画を短くするメリットとは何か?保存容器の法則ともに解説
保存容器の法則とは
保存容器の法則とは、さまざまな映像コンテンツを手掛けたスティーブ・ストックマン(Steve Stockman)が提唱した法則で、動画の長さが求められている尺よりも長くなりがちなことを指しています。
「保存容器」という名前は、自炊をして、作りすぎてしまった料理を保存容器に入れようとする時、多くの人が保存しようとしている料理の量よりも大きな容器を選んでしまう傾向に由来します。
料理を保存しようとしている人の思考と同じく、これから動画を作ろうとしている多くの人が、その動画を見る人が求めているよりも長い尺を想定し、つまらない動画を作ってしまいます。
そのため、スティーブ・ストックマンは最初考えた長さの1/3程度がちょうどよい長さであるとしています[1]スティーヴ・ストックマン(著)、平谷早苗(編集)、株式会社Bスプラウト(翻訳)『映画監督が教える また観たい! … Continue reading。
動画を短くするメリット
動画を短くすると伝えたい内容が伝わらないのではないかと不安になってしまいますが、動画を短くすると以下のようなメリットが得られます。
短い動画のメリット
- 時間を埋めようと、引き伸ばす必要がない
- 最後まで視聴する人を増やせる
- ペースが早いと、進行の流れを感じるため、多少面白みに欠けていてもほとんどの人は気付かない
- 計画が簡単
- 安上がり
注
↑1 | スティーヴ・ストックマン(著)、平谷早苗(編集)、株式会社Bスプラウト(翻訳)『映画監督が教える また観たい! と思わせる動画の法』ボーンデジタル、2020年、50頁。 |
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