指名検索と一般検索の違い:SEOへの影響を理解しよう!

Webサイトへのアクセスを増やすためには、SEO対策が欠かせません。SEO対策を行う上で、 「指名検索」「一般検索」 の違いを理解することは非常に重要です。

指名検索とは、特定の企業名、サービス名、商品名、ブランド名などを検索エンジンに入力して検索する行為のことです。

指名検索の例
  • 「Promapedia」
  • 「トヨタ自動車」
  • 「iPhone」

たとえば、このWebサイト「Promapedia」を見るために、Googleなどの検索エンジンで「Promapedia」というサイト名を入力して検索するのが指名検索です。

一方、一般検索とは、特定の企業名やサービス名ではなく、キーワードや質問などを用いて検索エンジンに入力する検索行為のことです。

一般検索の例
  • 「プロジェクトマネジメントとは」
  • 「リスク管理 方法」
  • 「タスク管理 ツール おすすめ」

指名検索と一般検索の違い

指名検索と一般検索の違いをまとめると、以下のようになります。

項目指名検索一般検索
検索キーワード企業名、サービス名、商品名、ブランド名などキーワード、質問など
検索意図特定の企業やブランドのWebサイトへのアクセス特定の情報収集
ユーザー層既存顧客、認知度の高い企業・ブランドに関心のあるユーザー新規顧客、特定の情報に関心のあるユーザー
マーケティングブランディング、顧客ロイヤリティ向上新規顧客開拓、認知度向上
SEO対策Webサイトの信頼性向上、ブランド認知度向上適切なキーワード選定、コンテンツの質向上
表1:指名検索と一般検索の違い

SEO対策における指名検索と一般検索の違い

ここからは、先ほどの表1の内容を踏まえ、SEO対策における指名検索と一般検索の違いを考えていきましょう。

指名検索が多いということは、その企業やブランドの認知度が高いことを示しています。
指名検索で上位表示されるためには、以下の施策が有効です。

  • Webサイトのタイトルやメタディスクリプションに企業名やブランド名を含める
    • 例えば、Promapediaの場合は、タイトルに「Promapedia – プロジェクトマネジメント情報サイト」のように含める。
  • Webサイトのコンテンツ内で適切に企業名やブランド名を使用する
    • 会社概要やサービス紹介ページなど、関連性の高いページで自然に社名やブランド名に触れる。
  • Googleマイビジネスなどの外部サービスと連携する
    • 正確な会社情報や地図情報を登録し、検索結果に表示されるようにする。
  • オウンドメディアを活用する
    • ブログやSNSで積極的に情報発信を行い、会社名やブランド名への認知度を高める。

一方、一般検索で上位表示されるためには、ユーザーが検索する可能性の高いキーワードを分析し、そのキーワードに関連する質の高いコンテンツを作成することが重要です。

一般検索で上位表示されるためには、以下の施策が有効です。

  • キーワード調査ツールを使ったキーワード選定
    • Googleキーワードプランナーなどを使って、検索ボリュームや競合性を分析する。
  • ユーザーニーズに合わせたコンテンツ作成
    • ユーザーが求める情報を分かりやすく、網羅的に提供する。
  • コンテンツSEO、テクニカルSEO、ローカルSEOなどの具体的な施策
    • コンテンツの質向上、サイト構造の最適化、地域情報の発信など、多角的な対策を行う。
  • 被リンク獲得のための施策
    • 質の高い外部サイトから被リンクを獲得することで、検索エンジンからの評価を高める。

一般検索でWebサイトにたどり着くユーザーを増やすことができれば、新規顧客開拓や認知度向上につなげることができます。