コーチャブルな人材とは何か?チームを強くするために大切な資質
コーチャブルとは何か?
コーチャブルとは、コーチングを受け入れられる姿勢やその人の性質のことを意味します。
例えば「正直さ」「謙虚さ」などがコーチャブルな人物の性質として挙げられます。
今回の内容は動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。
なぜコーチャブルが必要な資質なのか?

最近、このコーチャブルであることが、採用の一つの指標となりつつあります。
ではなぜコーチャブルが人材採用において必要な資質なのでしょうか。
1つの理由としては、近年はチームで仕事をすることが多くなったことが挙げられます。
優秀なチームをまとめるためには、ほどよい緊張を保ちながら協調を維持する役割としてコーチの存在が欠かせません。
そしてそのコーチのアドバイスを謙虚に受け止め、成長していくことができるコーチャブルな人材が求められているのです。
コーチャブルな性質の内容
1兆ドルコーチの教え
今日、ここまでコーチングが注目されているのは、シリコンバレーの経営者を指導してきたビル・キャンベルが他界し、その業績が『1兆ドルコーチ』という書籍にまとめられ、大ヒットしたからです。
ここからは同書で紹介されているコーチャブルな性質について見ていきましょう。
『1兆ドルコーチ』では以下の項目をコーチャブルな性質として挙げています。
- 正直さと謙虚さ
- つねに学ぼうとする意欲
- グリット
ここからは、これらの項目をさらに詳しく見ていきましょう。
正直さと謙虚さ

ビル・キャンベルがコーチャブルな性質として求めたのは、「正直さと謙虚さ」です。
謙虚さとは、素直にコーチの話に耳を傾けられるかという性質を、正直さとは自分自身に正直になれるか、つまり自分の弱点に向き合えるかという性質を意味しています。
この正直さと謙虚さがなければ、その人物の今後の成長は期待できません。
つねに学ぼうとする意欲

つねに学ぼうとする意欲もコーチャブルな性質として重要なものです。
これは謙虚さにもつながりますが、自分の現状に満足せず、つねに学ぶ姿勢をもっていなければ、人間はなかなか成長することはありません。
自分の弱点・課題を正確に把握し、それを解消するための姿勢が大切です。
グリット

次にグリット、すなわちあきらめずに努力を厭わない姿勢もビル・キャンベルは大切な性質と捉えていました。
このグリットについては、『GRIT』という書物で有名になったアイデアです。
仕事をしていると、うまくいかないことばかりです。
そうした中でもへこたれず、自分の目標を成し遂げようとする馬力が大切だとビル・キャンベルは考えたのでしょう。
謙虚さと学習意欲は必須の採用基準
今回はコーチャブルという資質について解説してきました。
コーチャブルという資質は、「正直さと謙虚さ」「つねに学ぼうとする意欲」「グリット」の3点を中心として成り立っています。
Googleのチームのあり方を紹介した『Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』やSpotifyのプロダクト開発の現場を紹介した『ユニコーン企業のひみつ ―Spotifyで学んだソフトウェアづくりと働き方』を読むと、GoogleやSpotifyもこのビル・キャンベルが求めた性質と同じことをチーム・メンバーに求め、採用基準にしていることが分かります。
コーチャブルという資質は、会社を成長させる人材として不可欠な要素であると言えるでしょう。