【構成管理・変更管理・リリース管理】ITサービスマネジメントのプロセスについて解説

2022年5月12日

ITサービスマネジメントについて

ITサービスを継続して提供していくための仕組みをITサービスマネジメントと言います。
ITサービスマネジメントはいくつかのプロセスから成り立っています。
代表的なプロセスとしては下記のものが挙げられます。

  • インシデント管理
  • 問題管理
  • 構成管理
  • 変更管理
  • リリース管理

この記事では「構成管理」「変更管理」「リリース管理」について解説していきます。
「インシデント管理」と「問題管理」の違いについては先日掲載の記事「インシデント管理と問題管理の違いは何か?ITサービスマネジメントについて解説」で解説していますので、そちらも併せてご確認ください。

構成管理とは何か?

構成管理は、IT資産を正確に把握して、不正利用を防止するプロセスです。
IT資産とはパソコンやプリンタなどのハードウェアや、OSやソフトウェアなどのことです。企業は多数のコンピュータを所持していたり、業務で使用する様々なソフトウェアをインストールしていたりと、たくさんのIT資産を保有しています。
構成管理では、どのようなIT資産がどれだけあるのかを洗い出して、管理台帳に記録します。

また、構成管理ではソフトウェアライセンスの管理も行います。どのソフトウェアにどんなライセンスが与えられているかを記録し管理することで、ソフトウェアの不正利用を防止することができます。

変更管理とは何か?

変更管理は、システムの変更を承認し、実施計画を立てるプロセスです。
システムの不具合を修理したい場合など、何かシステムに変更を加えたい時、どこをどう変えたらよいのかを計画し、変更したことでどんな影響があるかを管理するのが「変更管理」です。
システムの一部を変更しただけでも、その影響がシステム全体に及ぶ場合もあります。
システムを変更してもスムーズにサービスを提供するために、「変更管理」をしておくことは大切です。

リリース管理とは何か?

リリース管理は、変更管理で承認された変更を本番環境に実装するプロセスです。
実際にユーザにITサービスを提供するための最終段階です。サービスの利用者にシステムが変更されることを伝えます。また、システムの変更に不具合が出ることも想定して、すぐに元の状態に戻せる準備をしておくことも重要です。

まとめると「変更管理」でシステムの変更を承認し実施計画を立て、「リリース管理」で承認された変更を本番環境に実装する、という流れです。

さいごに

今回はITサービスマネジメントのプロセスのうち、構成管理、変更管理、リリース管理について解説しました。
「構成管理」は、IT資産を正確に把握して、不正使用を防止するプロセスです。
「変更管理」でシステムの変更を承認し実施計画を立て、「リリース管理」で承認された変更を本番環境に実装します。

参考