ソフトウェア開発プロジェクトの中で「開発」とはどういうことか?

2019年11月24日

「やる」か「やらない」かだ。「試す」などはない。

―映画『スターウォーズ』より

開発とは

ITプロジェクトにおいて「開発」とはプログラマーがコーディングを行い、プログラムを構築していくことを指します。

PMBOKでの開発

開発はPMBOKの中では実行プロセスに該当します。
PMBOKは世界のあらゆるプロジェクトに共通した知識をまとめたものであるため、ITプロジェクトで発生する開発の進行方法は語られていません。
そのため、開発をどのように進めていくかはPMBOKとは別の場所から知見を得る必要があるでしょう。

共通フレームでの開発

共通フレームの中で「開発」という言葉は使われていませんが、「ソフトウェア設計を適切に反映した実行可能なソフトウェアユニットを作り出すことを目的」とするソフトウェア構築プロセスに該当します[1]共通フレーム2013、160頁。

開発の成果

開発を行うことで、プロジェクトは以下の状態になります[2]共通フレーム2013、160頁。

  • 要件に対して検証基準が全てのソフトウェアユニットに定義されている。
  • 外部設計・内部設計によって定義されたソフトウェアユニットが作られている。
  • ソフトウェアユニットと要件・外部設計・内部設計との間に一貫性及び追跡可能性が確立されている。

定義した要件や外部設計内部設計の仕様に基づいたシステムが構築されれば、開発は完了したと言えるでしょう。

開発中のプロジェクト・マネジャーの役割

ITプロジェクトにおいて開発が始まると、プログラマーやそれらを統括するシステムディレクター(テクニカルディレクター)が業務を差配することがほとんどです。
この間プロジェクト・マネジャーの仕事がなくなるというわけではなく、あらかじめ定めた品質マネジメント計画書に基づき、品質を適宜チェックする必要があります。

開発の手法

開発の手法としては、以下のものが挙げられます。

  • ウォーターフォールモデル
  • アジャイル開発

1,2共通フレーム2013、160頁。