急成長企業、メルカリのモチベーションアップ施策とは

2018年9月15日

ユニコーン起業・メルカリ

メルカリのキャッチ画像

日本唯一のユニコーン企業と称されるメルカリ。

ユニコーン企業とは、非上場で企業としての評価額が10億ドル(約1250億円)以上のベンチャー企業のことを指します。端的に言うと、メルカリはユニコーンのように稀な巨大な利益をもたらす可能性に満ちた企業ということです。

国内フリマアプリ市場を制したメルカリはアメリカ市場でも成功が期待されていますが、この急成長を支える原動力となったのがメルカリ独自の社内モチベーションアップ施策なのです。

「パフォーマンスこそがすべて」と言える社内制度

IT系企業、特に外資系のIT企業は、優秀なエンジニアを魅了するために福利厚生が充実していることで知られています。

メルカリは外資系企業ではありませんが、優秀なエンジニアが互いに切磋琢磨しながら仕事に夢中になれる環境を作るべく、様々な制度を導入しています。それらの制度の一部をご紹介したいと思います。

フレックス制度

メルカリでは成果こそ、すべて。コアタイムである12時から17時以外は自由に勤務できるので、自分のライフスタイルや特性に合わせて思い思いの働きかたができます。

パフォーマンスが上がる環境整備

仕事に欠かせないのがPCやスマホ。メルカリでは好きなものを好きなスペックで用意してくれます。例えば、AndroidユーザーであればiPhoneが支給されたり、PCが2台支給されたり、など。技術書の購入も自由です。

副業も推奨

書籍の執筆やイベント登壇にサイト運営など、メルカリは社員の副業を推奨しています。もちろん、収入に関してはメルカリは一切関与していません。

六本木ヒルズのストレスフリーな職場環境

メルカリのオフィスは駅直結の六本木ヒルズのワンフロア。フリーアドレスはもちろん、最近人気のスタンディングスタイルで働くことができます。

このように、メルカリでは社員が何の心配もなく自身のパフォーマンスを上げることだけに集中できる制度が揃っているからこそ、社員の一人一人が自身を絶えずアップデートすることでメルカリの急成長を実現しているのです。

ワークライフバランスを叶える福利厚生

「ブラック企業」や「ホワイト企業」という言葉が日常的に使われるようになってきて、企業としても従業員のワークアンドライフバランスを整える義務があることが当たり前に求められるようになってきました。

メルカリは、merci boxと呼ばれる「Go Boldにおもいっきり働ける環境をより充実させていくため」の仕組みや制度を充実させることで、従業員のワークアンドライフバランスを実現させています。

その一部をご紹介したいと思います。

産休、育休の給与を100%保証

女性社員だけではなく男性社員にも、産休と育休の給与を100%会社が保証しているので、従業員は安心して仕事と家庭の両立が図れます。

妊活の支援

高額な費用がネックとなる不妊治療も、年齢や所得に関係なく会社がその一部を負担してくれるので、コストが理由で妊活を諦めずに済みます。

認可外保育園の補助

働く親にとって死活問題の保育園。認可保育園に入れずに認可外保育園に入る場合はその差額を会社が負担してくれるので、職場への早期復帰も可能になります。

婚活支援

仕事をしているとついついおざなりになってしまう婚活も、メルカリ社員であれば株式会社エウレカが提供する恋愛・婚活マッチングサービス「pairs」の有料プランを無料で利用できます。

働き盛りは結婚や出産の適齢期でもあります。仕事か家庭かという二者択一ではなく、ワークライフバランスを叶える制度がメルカリにはあるので、仕事も家庭も両立できます。

まとめ

メルカリは、働く環境の整備施策だけではなくプライベートを充実させるための制度も揃っているのが最大の特徴。社員はお金や将来など何の心配も不安もなく仕事に打ち込めるからこそ、仕事のモチベーションが上がってそれぞれのパフォーマンスを最大化できるのです。

参考

※本記事の内容は2017年10月2日現在にメルカリのWebサイトで公開されている会社情報をもとに執筆しております。