チームでの人間関係に悩んだ時 ~良いチームの条件とは?~
「チームの雰囲気が悪くて意見が言えない…」 「メンバーが増えたのに、なぜか生産性が下がっている気がする…」
組織で働いていると、人間関係やチームワークの悩みは尽きません。 しかし、漠然とした「相性」や「やる気」の問題だけで片付けてしまうと、解決の糸口は見えてきません。
ここでは、強いチームを作るための必須条件である「心理的安全性」や、集団心理のメカニズムについて解説します。
心理的安全性(Psychological Safety)
「こんなことを言ったら怒られるかも…」とビクビクしているチームで、最高の成果が出せるでしょうか?
Googleの研究によって「成功するチームの唯一絶対の共通点」として発見されたのが、この「心理的安全性」です。
心理的安全性を簡単にまとめれば、「自分の考えや気持ちを安心して発言できる状態のこと」です。
この心理的安全性を確保できるかどうかが、職場やチームのパフォーマンスを左右します。


タックマン・モデル
タックマン・モデルとは、チーム育成モデルであり、チームは「成立期・動乱期・安定期・遂行期・解散期」という5つの発展段階を経ていくというアイデアです。
その名の通り、タックマン・モデルはアメリカの心理学者であるブルース・ウェイ・タックマン(Bruce Wayne Tuckman)が1965年に“Developmental Sequence in Small Groups.”で発表したモデルです。
タックマン・モデルを知ることによって、チーム・リーダーやプロジェクト・マネジャーはチーム形成のためにどのような手段を採ったらよいか理解でき、チーム内のトラブルに対して適切な処置を行うことができます。

ホーソン実験
「照明を明るくすると生産性は上がるのか?」
この疑問から始まった工場での実験は、物理的な環境よりも「人間関係」や「注目されているという意識」こそが生産性を左右するという、驚きの事実を明らかにしました。
現在もモチベーション研究の古典として、このホーソン実験は現在も注目されています。

リンゲルマン効果(社会的手抜き)
「綱引き」をする時、1人で引くより多人数で引く方が、1人あたりの力は弱くなることをご存知ですか?
これはリンゲルマン効果(社会的手抜き)と呼ばれる現象で、チームの人数が増えると、かえって一人当たりの生産性は低下することを指しています。
集団になると無意識に全力を出さなくなる現象「社会的手抜き(フリーライダー)」の正体と、それを防ぐマネジメント術を学びましょう。


