小学生向けプログラミング教育のおすすめ教材4選

2022年8月2日

小学生向けのプログラミング教材の選び方

プログラミングというと難易度が高いイメージをお持ちになる方が多いかもしれません。実際、英語でプログラミング文を書きますし、if文やfor文などのプログラミング特有の構文も多数存在します。いきなり、小学生がそのレベルに取り組むのは難度が高いです。教材選びで重要なことは、プログラミングを勉強する子供の対象年齢に合っているか、レベルに合っているかどうかをチェックすることです。
今回は小学生向けのおすすめプログラミング教材を紹介します。

おすすめのプログラミング教材

LEGO BOOST(レゴブースト)

レゴブーストとは、あの有名なレゴを使って、楽しくプログラミングを学ぶことができる教材です。
プラモデルを組み立てるような楽しさがあり、実際に自分の手で創作するので、作る楽しさを体感することができます。また、図形や物体などの空間を認知する力にもつながります。対象年齢は7歳からで、小学校低学年の子供も扱うことができます。プログラミングとはいえ、難しい英語の文を書くのではなく、視覚的にブロックを並べていく操作ですので、難しくはありません。

NINTENDO LABO(ニンテンドーラボ)

ニンテンドーラボとは、「Nintendo Switch」を通して、プログラミングについて学習する教材です。このゲームでは、「Nintendo Switch」と「ダンボール」を組み合わせて、遊ぶことができます。例えば、VRゴーグルやバズーカをダンボールで作成します。このように、ゲームや工作をする延長線上でプログラミングを学ぶことができる画期的な教材です。対象年齢は、保護者と一緒なら6歳程度から、1人で遊ぶなら10歳程度からです。

GLICODE(グリコード)

グリコードとは、あのグリコが販売しているお菓子のポッキーを使って、プログラミングについて学ぶ教材です。この教材を使うメリットとしては、携帯でアプリを無料ダウンロードができるという点です。内容は、プログラミングの基本である「sequence(順番に実行)」「loop(繰り返し)」「if(場合分け)」について学ぶことができます。対象年齢は、4歳以上です。

GLICODEについて、詳しくはこちら

mBlock(エムブロック)

最後に少し難易度の高い教材について紹介します。エムブロックはプログラミングのブロックを並べることによって、プログラミング言語Pythonのコードを見ることができます。Pythonは、人工知能や機械学習と関係のあるプログラミング言語です。上級者におすすめです。

mBlockについて、詳しくはこちら

小学生がプログラミングを勉強するメリット

プログラミングは、需要が高いスキル

プログラミングは、以前のような読み書き・そろばんのような立ち位置になってきています。例えば、2024年度から大学入試で「情報」の科目が導入され、ますます需要が高まってくる技能の一つです。また、IT業界の人材不足により、IT人材を求められている社会でもあります。

論理的思考力、問題解決力の養成

プログラミングを通して、論理的思考力、問題解決力が身につきます。
プログラミングでは、何をどのように作っていくのか、目標・目的から逆算して思考をする必要があります。よって、論理的思考力が身につくと言われています。また、プログラミングでは、エラーが発生し思ったように動いてくれないことが多々あります。エラーを解決することによって、問題解決力を養成することができます。よって、小学生の頃からプログラミングを勉強するメリットは大いにあります。

まとめ

選ぶ際に重要なのは、子供のレベルに合う教材を選ぶことです。また、その教材を使っていてワクワクし、好奇心を持って取り組めるかということも重要です。なぜなら、取り組む楽しさがなければ続けることができないからです。
子供のレベルに合った教材を選び、楽しくプログラミングを学んでいきましょう。

参考