マッシュアップ(Webアプリケーションハイブリッド)とは何か?

2020年3月13日

Webアプリケーションにおけるマッシュアップとは

Webアプリケーションの開発で使用されるときのマッシュアップはWebサイトやWebアプリケーションに異なる複数のWebサイト・Webアプリケーションからのソースコードを使用して、単一のWebサイトやWebアプリケーションを開発する手法です。Webアプリケーションハイブリッドとも呼ばれることもあります。
マッシュアップは、もともと西インド諸島の英国のスラングに由来し、「酔っている」または「意図したとおりに機能していない何か」という意味で使用され、音楽業界では別々の楽曲、またはボーカルトラック(あるいはメロディ)と伴奏トラックを合成する手法を意味するものとして使われてきました。
近年ではオープンAPIなどを提供するWebアプリケーションが多く、複数のオープンAPIを使ったWebアプリケーションの開発でも「マッシュアップ」という言葉が使われるようになりました。
広く用いられている「マッシュアップ」ですが、 プログラマーの間で使われている俗語であり、この言葉自体はどこかの団体が正式に標準化した言葉ではありません。

マッシュアップの具体例

Webアプリケーション開発におけるマッシュアップの具体例としては、Googleマップを使ったWebアプリケーションが挙げられます。
Googleマップは現在それ単体でも世界中の人々が使用しているWebサービスですが、Googleは世界中のプログラマーに対して、Googleマップの機能を使えるようにしています。
例えば、自分が独自で開発した写真投稿機能とGoogleマップを組み合わせてオリジナルのWebアプリケーションやWebサービスを開発することをマッシュアップと呼びます。

マッシュアップの種類

マッシュアップにもいくつかの種類があります。ここからはいくつかマッシュアップの種類を紹介していきます。

コンテンツマッシュアップ

コンテンツマッシュアップとは単一のインターフェースにさまざまなタイプのコンテンツをまとめたものです。
例えば先ほどのGoogleマップのように、いくつかのコンテンツを同じ画面に表示させるのはコンテンツマッシュアップです。

エンタープライズマッシュアップ(ビジネスマッシュアップ)

エンタープライズマッシュアップ(もしくはビジネスマッシュアップ)は、企業内のデータと外部の機能を組み合わせたものです。

参考