【Windows10】急に日本語入力ができなくなった時の対処法

2020年8月7日

いつの間にか日本語入力ができなくなった

Windows10のパソコンで作業をしている際に、急に日本語入力ができなくなることはないでしょうか。
通常「半角/全角」キーを押せば日本語と英語入力を切り替えられるのですが、「半角/全角」キーを押しても切り替わりません。

日本語入力ができないフォームの例
参考画像:日本語入力ができない

どういうことかと言えば、 参考画像のように、フォーム形式の箇所に日本語入力をしようとしても、 英語しか入力できず、「半角/全角」キーを押しても日本語に切り替わらない場合です。
こうした時、どうすればよいのでしょうか?

Ctrl + Shiftを同時押しする

おそらく解決法は、「Ctrl + Shift」キーを同時押しすることです。
これにより、「半角/全角」キーを押すと元通りに日本語入力ができるようになるはずです。

日本語入力ができなくなった理由

「Ctrl + Shift」キーを押して症状が改善したのなら、IMEが関係しているかもしれません。
IMEとは、ローマ字変換などをしてくれる文字入力のソフトウェアのことです。
このMicrosoft社のIME以外のもの、つまりWindowsに標準搭載されているもの以外のものが入っていると、「Ctrl + Shift」キーの同時押しで、使用するIMEが切り替わり、入力の仕様が変わることがあります。

「Ctrl + Shift」キーを押したつもりはなくても、他のショートカットキーを使用した時に、誤って押してしまい、IMEを切り替えてしまうということがあるかもしれません。

あるいは、Webサイト制作やWebアプリケーションを開発している方であれば、「Ctrl + Shift + R」を押した時に、IMEの切り替えが優先されてしまうことがあるかもしれません。
「Ctrl + Shift + R」のショートカットキーは、「キャッシュをクリアして更新」をするものです。
Web関係の仕事をしていると、テキストやシステムを変えた後に、確認作業・テスト作業をするためにキャッシュをクリアし、その後Webサイトの画面を確認します。
その際、「Ctrl + Shift + R」を使うことはよくあるのですが、この際にIMEが切り替わってしまったというのは、日本語入力が突然できなくなった場合には原因として考えられるかもしれません。
とくにこの現象は、インターネット・エクスプローラーエッジなど、Microsoft社のWebブラウザを使用している時に、発生しやすいように見受けられます。

最終手段は再起動

それでも状況が改善されない場合は、素直に再起動されることをおすすめします。
最近ではSlackで文章を打っている時に突然日本語入力ができなくなることがあります。上述のIMEの設定は見た目上変わっていないのですが、日本語が打てないという状態に遭遇します。
もしかするとSlackなどのツールが一時的に入力の方法を変えてしまっているのかもしれませんが、詳しいことはわかりません。
ただ、こうした場合はパソコンの再起動をすると、元通りに日本語入力ができるようになります。

再起動するのはやや手間ではあるものの、問題が解消できる可能性が高い対処法ですので、最終手段として使っていきましょう。

参考