「面白い」の作り方とは?レゴ🄬スーパーマリオで遊びながら身につくゲームデザインの基礎

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「うちの子、ゲームばかりしていて少し心配…」
「プログラミング教育が始まったけど、何から教えればいいの?」

小学生のお子さんを持つ保護者の方から、そんなお声をよく耳にします。
しかし、実はその「ゲーム」こそが、これからのAI時代に不可欠な「プログラミング的思考」「創造力」を育む、最高の教材になることをご存知でしょうか?

今回は、大人気の「レゴ🄬スーパーマリオ(以下、レゴ🄬マリオ)」を使い、子どもたちが夢中になって遊びながら、自然とゲームデザインの基礎を学べてしまう方法をご紹介します。

なぜレゴ®マリオが「最高の教材」なのか?

レゴ®マリオの素晴らしい点は、プログラミングの抽象的な概念を、ブロックを組み立てるという「手で触れる、目に見える形」で体験できることです。

「もし、こうしたらどうなるだろう?」という仮説を立て、すぐに試して結果がわかる。
このサイクルが、子どもの試行錯誤する力と論理的思考力を効果的に引き出します。

ゲームを面白くする「4つの要素」

[画像:「マリオだけじゃゲームにならない」と言っているマリオ]

ただマリオのフィギュアを動かすだけでは、まだ「ごっこ遊び」の段階です。
それを面白い「ゲーム」に昇華させるには、いくつかの要素が必要になります。
あつまラボでは、子どもたちにこの4つの要素を意識してもらいながら、コース作りに挑戦してもらっています。

1. 目標(ゴール)を決める

[画像:「スタートとゴールができて、ゲームらしくなったよ」]

どんなゲームにも必ず「クリア条件」があります。まずは「どこから始まり(スタート)、どうなれば終わり(ゴール)なのか」という目標を設定することが、ゲーム作りの第一歩です。
これは、プロジェクト管理や問題解決における「目標設定」の考え方にも通じます。

2. 制約(ルール)をつくる

[画像:「1分以内にゴールしなきゃ」]

次に必要なのが制約(ルール)です。
レゴ®マリオには「60秒以内にゴールする」という時間制限があります。
この「制限時間」というルールがあるからこそ、プレイヤーは「どうすれば効率よくゴールできるか?」を考え始め、ゲームにドキドキする緊張感が生まれます。

3. イベント(仕掛け)を配置する

[画像:「まわって!ふんで!たべて!」]

スタートからゴールまで、何もない一本道では面白くありません。
コースの途中に敵キャラクターを置いたり、アイテムを配置したり、不安定な足場を作ったり…。
こうしたイベント(仕掛け)こそが、ゲームの体験そのものを豊かにし、プレイヤーを夢中にさせます。

4. 難易度(バランス)を調整する

[画像:「やることが多すぎると...クリアできないよ〜」]

難易度(バランス)の調整。ここがゲームデザイナーの腕の見せ所です。
イベントをたくさん盛り込んでも、難しすぎてクリアできなければ、それは「つまらないゲーム」になってしまいます。

かんたんすぎても、つまらない

むずかしすぎても、つまらない

では、プレイヤーが「もう一回やりたい!」と思うような、最高の「おもしろい!」は、どんなバランスなのでしょうか?

「面白い」の答えを、あつまラボで見つけよう

この一連のプロセスは、まさにゲーム開発の縮図です。
「面白いとは何か?」という問いには、唯一の正解はありません。
だからこそ、自分で考えて創り出し、誰かに遊んでもらって、また改善していくという経験が、お子様の大きな自信と成長につながります。

ご家庭で試してみるのも素晴らしい一歩ですが、「あつまラボ」では、さらに一歩進んだ体験を提供します。

  • 友達との協力と競争: 他の参加者とアイデアを交換したり、コースを見せ合ったりすることで、新しい発見があります。
  • 客観的なフィードバック: 運営者や他の参加者から「もっとこうしたら面白そう!」というフィードバックを得ることで、多角的な視点が養われます。

「あつまラボ」ではこのレゴ®マリオを使ったプログラミング体験イベントを開催しています。
遊びを通して学ぶ、最高の機会です。

あつまラボのイベントをチェック!

ゲームは、ただ消費するものではなく、自ら「創り出す」ことができる最高のクリエイティブツールです。
あつまラボは、その第一歩を応援します。