今回は、夏休みのイベント宣伝も兼ねて、当ラボのマスコット「せいろん」が活躍する自己紹介クイズゲームを作ってみました。
まずはぜひ、遊んでみてください!
(画面をタップまたはクリックすると始まります)
ゲームの裏側:制作時間は2時間
いかがでしたでしょうか?
2分ほどで終わる、とても簡単なクイズゲームです。
このゲームは「ティラノビルダー」という、プログラミングをあまり書かずにゲームが作れるツールで制作しました。制作時間は、企画から完成まで約2時間。
しかし、その内訳は、
- ティラノビルダーでの作業:約30分
- 企画・構成・セリフ・演出を考える時間:約1時間30分
…と、圧倒的に「考える時間」の方が長くなっています。
プログラミングの仕事の「本当の姿」
これは、実際のゲーム開発やWebサイト制作といったプログラミングのお仕事でも全く同じです。
多くの人が「プログラミングの仕事=ずっとパソコンに向かって難しいコードを書いている」というイメージを持つかもしれません。
もちろん、コードを書くスキルは不可欠ですが、それ以上に、私たちは「考える」ことに対して多くの時間を使います。
- どんなクイズを出せば、あつまラボのことが伝わるだろう? (企画)
- どんなセリフなら、せいろんのキャラクター性が引き立つかな? (演出)
- どうすれば、遊んでくれた人が楽しい気持ちになるだろう? (デザイン)
こうした「コードを書く前の設計」こそが、実はプロジェクトの面白さや成否を分ける、最も重要な部分なのです。
あつまラボが伝えたいこと
「あつまラボ」は、単なるプログラミング教室ではありません。
プログラミングという手段を通して、その裏側にある「アイデアを形にするための思考プロセス」や、「様々な役割の人が協力して一つのものを作り上げる面白さ」を体験してもらう。
そんな、より広くクリエイティブな学びの場を目指しています。
今回のクイズゲームが、プログラミングや「ものづくり」の仕事のリアルな一面を知る、ちょっとしたきっかけになれば嬉しいです。