「才能ってなんだろう?」
自分のことでも悩むけれど、子育てが始まるとさらに気になりますよね。
今回は、マシュー・サイドの『才能の科学』という本を参考に、才能について考えてみたいと思います。
『才能の科学』ってどんな本?
![[画像:才能の科学の本]](http://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/wp-content/uploads/2025/03/20250327-2-1024x536.png)
著者のマシュー・サイドは、なんと元全英卓球チャンピオン!😲
イギリスの平凡な町の、平凡な家庭に生まれた彼が、なぜ卓球で成功できたのか?
本書では、彼自身の経験を基に、才能を様々な角度から分析しています。
才能には「機会」が大切
![[画像:才能、努力、機会の構造]](http://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/wp-content/uploads/2025/03/20250327-3-1024x536.png)
才能、つまり傑出した成果を出す能力はどうやって生まれるのでしょうか?
『才能の科学』で繰り返し述べられているのは、才能は「機会」と「努力」で構成されているということ。
マシュー自身、卓球の素養や能力が全く無かったわけではないと振り返っています。
しかし、彼を成功に導いたのは、以下の 特別な機会 だったと語っています。
- 卓球台: なぜか両親が正式試合用の卓球台を買ってきた🏓 (当時、家庭に正式試合用の卓球台があるのは珍しかったそうです)
- 兄の存在: 兄も卓球好きで、いつも練習相手をしてくれた👬
- 優秀なコーチとの出会い: 地元の小学校教師が、全英トップクラスの卓球コーチだった😲
- 才能が集まるクラブ: コーチに誘われて入った卓球クラブ「オメガ」には、後に多くの名プレイヤーを輩出する環境があった🏆
才能について語られる時、このような 「機会」 の話はあまり注目されません。
「あの人は才能があるから成功したんだ」と、個人の能力だけで片付けられてしまうことが多いのではないでしょうか?
しかし、マシュー自身が言うように、これらの機会がなければ、彼も卓球で成功することはできなかったでしょう。
あつまラボは機会を提供します
このように、才能は 恵まれた機会 の土台の上に、努力 が積み重なってできています。
あつまラボは、子どもたちにITに触れる機会を提供することで、未来のクリエイターを育成したいと考えています。
次回予告: もちろん努力も大切!
今回は才能と機会の話を中心にしましたが、もちろん 努力 も大切です。
努力については、また別の記事で紹介しますね!お楽しみに!😉