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山登り問題とは何か?製品を投入する市場を見誤る現象を解説

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このサイトの運営者

山脇 弘成(SSAITS代表)

PMP®有資格者・Webプロジェクトマネージャー
大手メディアや官公庁のWebプロジェクト実績多数。
「技術」だけでなく「対話」を重視し、御社の「ほんとは、こうしたかった」を形にします。

山登り問題とは

山登り問題とは無駄のない起業術を紹介した『Running Lean』に出てくる言葉で、局所最大化に囚われ、製品を投入する最適な市場を見つけられない現象を指します[1]Ash Maurya(著)、角 征典(翻訳)『Running … Continue reading

局所最大化ではなく、最適最大化を目指す

新しい製品を市場に投入する際は、ニッチな市場が好ましいと言われることがあります。
つまり、万人受けを狙うと、結局のところは誰の心にも響かないので、「どのようなユーザーが求めているのか」を考えて市場を細分化し、特定の市場に挑戦した方が起業は成功するという考えがあります。

一方で、あまりに市場を細かくしてしまうと、十分な売上がたたなくなってしまいます。
『Running Lean』では、この小さな市場を選んでしまうことを山登り問題と呼んでいます。

山登り問題のサムネイル画像

目隠しをして、手探り状態で山の最高地点を見つけようとすると、小さな丘の頂上を最高地点だと思うかもしれません。
しかし、目隠しを外してみると、近くにもっと高い山があるかもしれません。

この小さい丘の最高地点は、「局所最大化」の地点です。つまり、細分化した市場の中では最大のものかもしれないけれども、十分な売上が見込めるかどうかはわかりません。
一方、その製品が獲得できるもっとも大きな市場が「最適最大化」の地点です。

たとえば、Facebookは世界で約5億人のユーザーがいるSNSですが、はじめは「ハーバード大学の学生」をターゲットにしていました。
しかし、だからと言って、特定の学校に特化したSNSを作っても、大した利益はあげられないでしょう。これが局所最大化です。

1 Ash Maurya(著)、角 征典(翻訳)『Running Lean[第三版]―リーンキャンバスから始める継続的イノベーションフレームワーク』オライリー・ジャパン、2023年、55頁。
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