オウンドメディアを始めるならチェックしたい4つの項目
オウンドメディアというものをご存知でしょうか
オウンドメディア(Owned Media)、直訳すれば「所持しているメディア」になります。
Webサイトの告知方法として従来有力であったのがGoogle広告などのWeb広告でした。
Web広告はお金を払えば簡単にアクセスを稼げるものの、獲得するユーザーに比例して、コストがかかってしまいます。
そうした中で台頭してきたのがオウンドメディアです。
有名どころとしてはLIGさんのWebサイトやコカ・コーラさんなどがあるのですが、「オウンドメディア 成功事例」などで検索すれば山ほど記事がヒットします。
・参考
オウンドメディアの事例8選!成果を出している企業の共通点とは?
オウンドメディア成功事例をまとめてみた【EC・通販】6選 | ミエルカブログ
簡単にいうとオウンドメディアとは、Webマガジンを発行するようなイメージです。
アクセスが伸びたWebサイトから本業のWebサイトへ誘導すれば、下手に広告を出すよりもコストパフォーマンスの良い成果を生み出します。
しかしオウンドメディアも何も考えず始めてしまうと労多くして益少なしという状況に陥ってしまいます。
今回はオウンドメディアを始める前にチェックしたい4つの項目をご紹介していきます。
記事をつくるネタがあるか
まず何より大きな関門になるのが、記事を書くネタがあるのかということです。
ネット検索をすると、途中でネタが切れたんだろうなというゴーストタウンのようなWebサイトを見かけることがあります。
オウンドメディアを始めるには、定期的に記事を提供できるようなネタがあるかどうかがポイントになります。
一番は本業をしながら自然と入ってくる情報を扱うことです。
餅は餅屋ではないですが、八百屋さんを営んでいるなら野菜のこと、家事代行などをしているのであれば掃除のことなどを書くのが良いでしょう。
会社・お店の売上・利益に貢献するものか
オウンドメディアの運営は楽しいのですが、成果を出すのは簡単ではありません。
楽しいからといって続けるのではなく、しっかりと目標を定めて数値をとり、改善を繰り返すことが大切でしょう。
ターゲットユーザーの欲しがる情報か
「本業をしながら自然と入ってくる情報」と上で書いたのですが、気を付けていただきたいのが、その情報がターゲットユーザーの欲しがる情報かどうかということです。
たとえば八百屋さんがいくら業務だからと言って「現代日本の野菜流通の裏側」という記事を書いたとしても、八百屋さんがターゲットとする買い物客にとってはあまり興味のない話です。
それよりも「お店の今日の目玉野菜を使ったレシピ」や「二日酔いに効く野菜」などの情報を発信していったほうが良いでしょう。
顧客情報など、公開してはいけない情報に手を出していないか
最後に、顧客情報やクライアントの機密情報など、公開してはいけない情報を扱っていないかは重要なチェック項目です。
個人のブログでは「こんなこと書いていいのか」と思った記事が炎上騒ぎになったりしています。個人でも許されないことですが、これが会社やお店の問題になってしまうと業務に大きな支障をきたしてしまいます。
まずはブログから
このようにオウンドメディアは様々なことを考慮して始める必要があります。
横文字になると妙にハードルが高く感じてしまうのですが、そこまで肩ひじ張らなくてもブログを使ったマーケティング手法は昔からあったので、まずはブログから開始してみるとよいでしょう。