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バス係数とは何か?~プロジェクトを完全に破綻させるのに必要な人数は何人?~

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このサイトの運営者

山脇 弘成(SSAITS代表)

PMP®有資格者・Webプロジェクトマネージャー
大手メディアや官公庁のWebプロジェクト実績多数。
「技術」だけでなく「対話」を重視し、御社の「ほんとは、こうしたかった」を形にします。

バス係数とは

バス係数のイメージ画像

バス係数とはプロジェクトマネジメントで使われる造語で、プロジェクトを完全に破綻させるのに必要な人数を意味しています[1]竹辺 靖昭 (監修)、Titus Winters (編集)、Tom Manshreck (編集)、Hyrum Wright (編集)、久富木 隆一 (翻訳)『Googleのソフトウェアエンジニアリング … Continue reading
たとえば、ソフトウェア開発プロジェクトで全体の仕様を把握しているエンジニアが1人しかいなかったとします。もしそのエンジニアが交通事故でバスにひかれてしまったら、プロジェクトは仕様を把握している人を欠き、進行不可能な状態になってしまいます。
たった1人のメンバーがバスにひかれてしまうとプロジェクトが動かなくなってしまうのであれば、そのプロジェクトのバス係数は1です。

バス係数が大きければ大きいほど、プロジェクトの安全性は高まります。逆にバス係数が1に近い数字であれば、何かしらのトラブルが発生すると、すぐにプロジェクトは座礁します。

このほかにも、面白い俗語・俗説はたくさん!

プロジェクトマネジメントのみならず、仕事にはさまざまな俗語・俗説があります。
面白い俗語・俗説をもっと知りたい方は、下記の一覧ページからご覧ください!

バス係数を高めるには?

プロジェクト中にバスにひかれるということがなくても、退職や病気など、さまざまな理由でプロジェクト・メンバーが離脱することはあります。
バス係数が低ければ、こうした事態に直面するとプロジェクトが破綻してしまいます。ではバス係数を高めるにはどうすればよいのでしょうか?

バス係数を高めるには、属人化、つまり特定のメンバーに情報や作業が集中するのを防ぐ必要があります。
たとえば、メインで担当するプログラマーにサブのプログラマーをつけ、訓練も兼ねていっしょに作業を進めてもらったり、プロジェクトの資料を社内で共有したりすることで、バス係数を高めることができます。

1 竹辺 靖昭 (監修)、Titus Winters (編集)、Tom Manshreck (編集)、Hyrum Wright (編集)、久富木 隆一 (翻訳)『Googleのソフトウェアエンジニアリング ―持続可能なプログラミングを支える技術、文化、プロセス』オライリージャパン、2021年、38頁。
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