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機能的固着とカール・ダンカーのロウソク問題とは何か?

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このサイトの運営者

山脇 弘成(SSAITS代表)

PMP®有資格者・Webプロジェクトマネージャー
大手メディアや官公庁のWebプロジェクト実績多数。
「技術」だけでなく「対話」を重視し、御社の「ほんとは、こうしたかった」を形にします。

機能的固着とは

機能的固着(functional fixedness)は、認知心理学における概念であり、個々の物体が特定の機能に使用されるという先入観や制約が、問題解決や創造的な発想を妨げる現象を指します。
人々は物体が通常どのような機能を果たすかに焦点を当てがちであり、それに従って物体の他の有用な使用法を見逃す傾向があります。

機能的固着の代表例・ロウソク問題

カール・ダンカーのロウソク問題の画像
図1:ロウソク問題(画像はWikipediaより)

機能的固着の代表例にロウソク問題があります。

ロウソク問題は、ドイツの心理学者であるカール・ダンカー(Karl Duncker)によって考案された実験の1つです。

この実験では、被験者に対して以下のような課題が提示されます。
被験者は部屋に案内されます。部屋にはテーブルがあり、テーブルの上に図1のAのようなキャンドル、マッチ、そして画鋲など、何かを固定するための道具が用意されています。
被験者の課題は壁にロウソクをつけて、部屋全体を照らすことです。

このロウソク問題の重要な点は、ロウソクの台座に画鋲が入っていた箱を使うことです。この点に気付かない被験者はロウソクを壁に固定させる方法で解決策がなく、課題をこなすことができません。つまり、「画鋲が入っていた箱は画鋲だけを入れておくもの」という機能的固着を振り払わなければ、問題を解決することができません。

物事を別の視点でみることが大切

機能的固着に陥らないためには、物事をさまざまな視点から見る必要があります。
これに関しては、1つの問題に対して、さまざまな側面を見るという水平思考が活用できます。
水平思考については、下記の記事もご参照ください。

参考

書籍

  • 三宮真智子『メタ認知で〈学ぶ力〉を高める: 認知心理学が解き明かす効果的学習法』北大路書房、2018年
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