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アンカリング効果とは何か?「コーヒー1杯の料金」に騙されてしまう人間の心理について解説

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このサイトの運営者

山脇 弘成(SSAITS代表)

PMP®有資格者・Webプロジェクトマネージャー
大手メディアや官公庁のWebプロジェクト実績多数。
「技術」だけでなく「対話」を重視し、御社の「ほんとは、こうしたかった」を形にします。

アンカリング効果の概要

アンカリング効果(Anchoring Effect)は、認知心理学や行動経済学などの領域で研究されている心理現象の一つです。アンカリング効果は、人々が意思決定をする際に、最初に提示された情報や価値に影響を受け、その後の意思決定において影響を受けた数字に近い値を選びがちであるという現象を指します。

アンカリング効果の例

アンカリング効果にはさまざまな例がありますが、代表的なものをいくつか紹介していきます。

1日コーヒー1杯分の値段で購入できます

「1日コーヒー1杯分の値段で購入できます」という謳い文句を見たことはないでしょうか。
こうした広告を見ると「コーヒー1杯の値段(300円程度)なら安いな」と感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、コーヒー1杯の料金を300円と仮定し、もしその支払いが1年間続くのであれば、109,500円(300円 × 365日)も必要になってしまいます。

コーヒー1杯という安い値段を先に提示することで、その買い物が安いという印象を与えています。

値段の付け方

「4,980円」や「19,800円」というような値段のつけ方をされている商品をよく見かけます。
「5,000円」と「4,980円」では20円しか変わらないものの、「4,980円」と表示されていた方がより安く感じます。
これは最初の数字(千の位)が「5」か「4」かによって、人間はものごとの判断を変えてしまうからです。

参考

  • 三宮真智子『メタ認知で〈学ぶ力〉を高める: 認知心理学が解き明かす効果的学習法』北大路書房、2018年
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