「最近よく聞く『STEAM(スティーム)教育』って、一体なに?」
「プログラミングとか、理科とか、そういう難しい話…?」
お子様の教育に関心のある保護者の皆様なら、一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
こんにちは、青梅市梅郷で子どもたちのためのクリエイティブ教室を運営している「あつまラボ」です。
「STEAM教育」と聞くと、なんだか難しそう、理系の子向け?と感じてしまうかもしれませんが、実はもっと身近で、すべての子どもたちの未来に関わる、ワクワクする学びなんです。
今回は、「STEAM教育とは何か?」を、できるだけわかりやすく解説します!
STEAM教育は「未来を生きる力」を育む学び
STEAMとは、以下の5つの言葉の頭文字をとったものです。
- Science (科学)
- Technology (技術)
- Engineering (工学・ものづくり)
- Arts (芸術・教養)
- Mathematics (数学)
「え、やっぱり難しそう…」と思いましたか? 大丈夫です!
大切なのは、これらの教科をバラバラに学ぶのではなく、「組み合わせて」使うことなんです。
例えるなら、STEAM教育は「料理」のようなもの。
- 野菜(科学)の知識
- 包丁(技術)の使い方
- 調理の手順(工学)
- 盛り付けのセンス(芸術)
- 調味料の分量(数学)

これらを全部使って、美味しいカレーライス(=新しい何か)を作り出す。
STEAM教育は、教科の壁を越えて、実社会で役立つ「問題解決能力」や「創造力」を育むための学び方なのです。
なぜ「A(アート)」が大切なの? STEMじゃダメ?
もともとは「Arts(芸術)」を除いた「STEM(ステム)教育」という言葉が先にありました。
理数系の力を伸ばそう!という考え方です。
でも、これからのAI時代、計算したり、情報を整理したりするのは、どんどんAIが得意になっていきます。
そんな未来で、人間にしかできない、本当に大切な力は何でしょうか?
それは、「新しいものを生み出すひらめき(創造性)」や「人の気持ちを理解する感性」です。
だからこそ、「Arts(芸術・教養)」が加わった「STEAM」が重要視されるようになりました。
ここでいう「Arts」は、絵や音楽だけでなく、デザイン、歴史、哲学、コミュニケーションといった、人間らしさや豊かな発想に関わるすべての分野を指します。
論理的な力(STEM)と、感性や創造力(Arts)の両方をバランスよく育む。それがSTEAM教育の目指すところです。
STEAM教育で、どんな力が身につくの?
STEAM教育を通して、子どもたちは具体的にどんな力を伸ばせるのでしょうか?
自分で考える力(思考力)
「どうしてこうなるんだろう?」「もっと良くするにはどうすれば?」と、答えのない問いに挑戦する中で、物事の本質を捉え、深く考える力が育ちます。
アイデアを形にする力(創造力・実践力)
プログラミングでゲームを作ったり、レゴ®で空想の街を作ったり。頭の中のアイデアを実際に「やってみる」ことで、創造力と、それを実現する力が身につきます。
失敗から学ぶ力(問題解決能力)
STEAM教育では、うまくいかないこと(=失敗)がたくさん起こります。でも、その失敗の原因を探り、試行錯誤するプロセスこそが、「どうすれば乗り越えられるか?」を考える問題解決能力を育てます。
仲間と協力する力(協調性)
一人では難しい課題も、友達とアイデアを出し合ったり、役割分担したりすることで達成できます。チームで協力する楽しさを知ることも、大切な学びです。
青梅市の「あつまラボ」でSTEAMを体験しよう!
「STEAM教育が大切なのは分かったけど、どこで体験できるの?」
青梅市梅郷にある「あつまラボ」は、まさにこのSTEAM教育を、子どもたちが遊びを通して、無料で体験できる場所です。
- AIとゲームを作ってみる → Technology, Engineering, Arts
- レゴ®ブロックで自由に表現する → Engineering, Arts, Mathematics
- みんなでアイデアを出し合う → Arts (Communication)
私たちは、難しい知識を教えるのではなく、子どもたちが「やってみたい!」と夢中になる体験を通して、自然とSTEAMの力が身につくような場作りを大切にしています。
特別な知識やスキルは何もいりません。「なんだか面白そう!」と思ったら、ぜひ一度、あつまラボのイベントに遊びに来てみてください。
未来を創るための「学びの種」が、きっと見つかるはずです。
あつまラボ