セールスエンジニアとは?将来性・年収・向いている人の特徴もご紹介

2022年7月12日

こちらの記事では、以下の疑問を解決します。

  • セールスエンジニアの仕事について知りたい
  • 将来性や年収、向いている人の特徴について知りたい

セールスエンジニアは需要が高く、平均年収も高い傾向にあります。
未経験からセールスエンジニアを目指す方も、業務内容や向いている人の特徴などを参考に最初の一歩を踏み出しましょう。

セールスエンジニアの業務内容4つ|営業職との違い

セールスエンジニアとは、営業担当を技術的にサポートするエンジニアのことです。
営業職と似た扱いを受けることが多い印象ですが、以下の特徴があります。

  • 営業職との違いは、IT技術・知識に長けていること
  • 営業担当と共にクライアントと交渉する
  • 商談成立後の営業部門・技術部門の橋渡し役
  • クライアントの技術的な課題の発見、解決、フォローまで行う

営業職との違いは、IT技術・知識に長けていること

セールスエンジニアと営業職の一番大きな違いは、IT技術・知識を必要とされることでしょう。
営業職からセールスエンジニアにキャリアチェンジした人もいますが、その場合はプログラミングスクールなどに通う人が多い印象です。
エンジニアからセールスエンジニアになる場合もあり、営業職とエンジニアの両方のスキルをあわせ持った存在と言えます。

営業担当と共にクライアントと交渉する

セールスエンジニアは営業担当に同行して、クライアントへ提案します。
営業担当だけだと技術的な面がわからず提案が難しい場合などのサポート役です。
アシストするだけでなく、クライアント目線での提案ができるとより喜ばれるでしょう。

商談成立後の営業部門・技術部門の橋渡し役

セールスエンジニアは商談成立後も顧客からの質問や要望に対応したり、技術部門からの質問に回答したりする仕事があります。
営業部門、技術部門のどちらの立場も理解しているため、部門の橋渡し役としての役割を期待されるでしょう。
そのため高いコミュニケーション能力も求められます。

クライアントの技術的な課題の発見、解決、フォローまで行う

セールスエンジニアは技術的な面からクライアントの課題の発見、解決、フォローします。
納品したら関係が終わりというわけではなく、初期設定や不具合に対応するなどアフターサポートもします。
この時にエンジニアとして技術的な問題を解決しつつも、お客様の目線でアドバイスすることで信頼関係を作ったり、次の商談を有利に進めたりできるとなお良いでしょう。

セールスエンジニアの将来性は高い

セールスエンジニアの将来性は高い傾向にあります。
DX化の影響もあり、エンジニアが顧客を技術的にフォローする機会が増えています。
また、こうした顧客の課題に寄り添うコミュニケーションスキルや技術的な提案力を活かして、ITコンサルタントへの転身も可能です。
デジタル化が急速に進む時代の流れや、今後のキャリアプランを考慮しても将来性は高いと言えるでしょう。

セールスエンジニアの年収は平均より高い

求人ボックスが運営する給料ナビによると、正社員のセールスエンジニアの平均年収は513万円です[1]セールスエンジニアの仕事の平均年収は519万円/平均時給は1,102円!給料ナビで詳しく紹介|求人ボックス
関東で働いた場合は特に年収が高くなる傾向にあり、東京都のセールスエンジニアの平均年収は590万円でした。
最も水準が低い中部・北陸地方でも400万円超えと、日本の会社員の平均年収を超えています。
セールスエンジニアはエンジニアスキルと営業スキルを併せ持ち、提案や課題解決などもできるため評価が高い傾向にあります。

セールスエンジニアに求められる能力5つ

セールスエンジニアに求められる能力は、以下の5つです。

  • クライアントの視点に立った提案力
  • 常に学び続ける向上心
  • プロジェクト管理能力
  • ITの技術・知識
  • プレゼンテーション能力

クライアント視点の提案ができる営業スキルや、運用開始後の故障などに対応する技術的なスキル・知識も求められます。

セールスエンジニアになるために資格はいらない

セールスエンジニアになるために資格は必要ありません。
エンジニアからセールスエンジニアを目指す場合は、もともとのスキルを活かせます。
未経験から目指す場合も、ITスクールに通ったり独学で勉強をしたりして転職に挑む道があります。
またITも営業職の経験もない場合は、IT系の企業に就職してとにかく経験を積むことから始めると良いでしょう。
特定の資格よりも実務経験がものをいいます。

まとめ:未経験からでもセールスエンジニアは目指せる

セールスエンジニアについてまとめると、以下の通りです。

  • 営業スキルと技術的なスキル・知識の両方が必要
  • 将来性が高い
  • 平均年収が高い
  • 求められる能力は以下の5つ
    • クライアントの視点に立った提案力
    • 常に学び続ける向上心
    • プロジェクト管理能力
    • ITの技術・知識
    • プレゼンテーション能力
  • 資格はいらない

特別な資格がいらないセールスエンジニアは、未経験からでも目指せます。
セールスエンジニアになるために必要な資質を磨いて、スキルアップを目指しましょう。

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Posted by promapedia