あつまラボhttps://ssaits.jp/atsuma-lab/blogFri, 26 Dec 2025 09:53:27 +0000jahourly1https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/wp-content/uploads/2025/06/cropped-seiron-32x32.pngあつまラボhttps://ssaits.jp/atsuma-lab/blog3232 【2026年1月のイベント案内】「のんびりレゴ®会」「AIとつくる!ゲーム制作会(カルタ制作)」「フリータイム」を開催します!https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/event/202601.htmlTue, 09 Dec 2025 04:00:12 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=421

2025年は、多数のご参加ありがとうございました!2026年1月もじっくりブロック遊びに集中できる「のんびりレゴ®会」と、話題のAIを使ってゲーム作りに挑戦する「AIとつくる!ゲーム制作会」、そして「あつまラボ」で学んだ ... ]]>

2025年は、多数のご参加ありがとうございました!
2026年1月もじっくりブロック遊びに集中できる「のんびりレゴ®会」と、話題のAIを使ってゲーム作りに挑戦する「AIとつくる!ゲーム制作会」、そして「あつまラボ」で学んだことを復習できる「フリータイム」を開催します。

開催スケジュール

※両日ともに、ご応募は前日18時までとさせていただきます。

  • 1月10日(土): のんびりレゴ®会 / フリータイム
  • 1月25日(日): AIとつくる!ゲーム制作会 / フリータイム

のんびりレゴ®会 🧱

[画像:あつまラボブロックイベントの様子]

レゴ®スーパーマリオをはじめ、たくさんのレゴブロックやデュプロを使って、自分のペースで思い思いの世界を組み立てて遊ぶ会です。

はじめてレゴ®で遊ぶお友達は、運営者と一緒に簡単なコース作りから挑戦してみましょう。
レゴ®に慣れているお友達は、巨大なコースを作ったり、物語の舞台を作ったりと、自由に創造力を爆発させてください!

毎月少しずつ、ブロックの種類を増やしたり、入れ替えたりしていく予定なので、お楽しみに!

1月は、お正月にちなんだレゴがあたらしくくるかも!
みんなでいっしょに組み立ててみよう👍

開催日時

  • 1月10日(10:00~11:30) 3歳からご参加可能(※注意事項あり。親子2組5名様まで)

※注意事項
安全のため、ご参加いただけるのは「ブロックをお口に入れないお約束」ができるお子様に限らせていただきます。未就学児のお子様は、必ず保護者の方同伴でのご参加をお願いいたします。

お申し込みはこちら

カルタのゲームをつくってみよう! ~AIとつくる!ゲーム制作会 🤖🎮

「こんなゲームがあったら面白いな」というアイデアを、AI(GoogleのGemini)に伝えて、世界に一つだけのオリジナルゲーム作りに挑戦します!

今回はお正月にちなんで、カルタのゲームをつくってみようと思います!
AIと協力して、プログラミングの考え方を楽しく体験してみましょう!

開催日時

  • 1月25日(日) (10:00~11:30) 募集終了:小学校低学年からご参加いただけます(保護者同伴OK、親子2組5名様まで)

「ゲーム制作会でカルタつくってみたかった……」というお友だちがまだいましたら、ご連絡いただければ、25日の午後(14時から)に同じテーマで開催することも可能です🫡
お問い合わせフォームからご連絡くださいませ!

フリータイム

「これまで制作したプログラムをもっとブラッシュアップしたい」
「ラボの中の本を読んでみたい」

そんな時は、こちらのフリータイムをご利用ください。
事前にご予約いただければ、入場・退場はいつでもかまいません。

より多くのお友だちがご参加いただけるよう、できるだけお子さまのみのご参加をお願いしておりますが、席に余裕がある場合は、保護者同伴も可能です。
その旨、お申込みフォームにてご連絡ください。

開催日時

  • 1月10日(土)(14:00~16:00) 小学校低学年〜(4名様まで)
  • 1月25日(日)(14:00~16:00):小学校低学年〜(4名様まで)

各イベント共通のご案内

  • 場所: あつまラボ(東京都青梅市梅郷5-994-7)
  • Google mapあつまラボのマップ
  • 駐車場:1台分のスペースがあります
  • 参加費: 無料
  • 持ち物: 特にありません。手ぶらでお越しください。
  • お申し込み:
    • 定員に限りがございますので、ご参加には事前のお申し込みが必要です。
    • 以下の専用フォームより、お申し込みをお願いいたします。
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プログラミングを始めるのはまだ早い? レゴ®で見極める「子どもの適性」と「ベストな開始時期」https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/readings/20251130.htmlSat, 29 Nov 2025 23:38:19 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=411

「そろそろ子どもにプログラミングを習わせた方がいいのかな?」「でも、うちの子にできるかしら? 早すぎて嫌いになったら困るし…」 青梅市で子育て中の保護者の皆様、こんにちは。あつまラボ運営の山脇です。2020年から小学校で ... ]]>

「そろそろ子どもにプログラミングを習わせた方がいいのかな?」
「でも、うちの子にできるかしら? 早すぎて嫌いになったら困るし…」

[画像:プログラミングを始めるのはまだ早い? レゴ®で見極める「子どもの適性」と「ベストな開始時期」のサムネイル画像]

青梅市で子育て中の保護者の皆様、こんにちは。あつまラボ運営の山脇です。
2020年から小学校で必修化されたこともあり、プログラミング教育への関心は高まるばかりです。

あつまラボでは、プログラミングやゲーム制作のイベントを開催していますが、同時に「のんびりレゴ®会」というブロック遊びのイベントも大切にしています。

実は、この「レゴ®遊び」こそが、お子様がプログラミング学習を始める準備ができているかを見極める、最高の「テスト」になることをご存知でしょうか?

今回は、あつまラボが考える「レゴとプログラミングの深い関係」についてお話しします。

なぜ、レゴがプログラミングの判断基準になるの?

レゴ®には、プログラミングアプリと連動したハイテクな商品もありますが、ここで言うのはごく一般的な、普通のブロックのことです。

「ただのブロック遊びでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はレゴを楽しむプロセスには、プログラミングに必要な要素がぎっしりと詰まっています。

あつまラボでは、以下の3つのポイントで、お子様の「プログラミング適性(準備ができているか)」を見ています。

チェック1:創造的な「試行錯誤」が好きか?

[画像:チェック1:創造的な「試行錯誤」が好きか?のイメージ画像]

プログラミングに限らず、クリエイティブな習い事を始める上で一番大切なのは、「自分の頭で考えて、形にすることが好きか」という好奇心です。

  • 「どうやって組み立てたら、理想の形になるかな?」
  • 「このパーツとあのパーツを繋げたら、もっと面白くなるかも!」

レゴ遊びの中で自然と行っているこの思考は、プログラミングで「どうコードを書けば、キャラクターが思った通りに動くかな?」と考えるプロセスと全く同じです。

まずは「自分で考えて作るのが楽しい!」という気持ちが育っているか。これが全ての土台になります。

チェック2:説明書の「指示」を理解できるか?

[画像:チェック2:説明書の「指示」を理解できるか?のイメージ画像]

これは非常に重要なポイントです。
プログラミングとは、突き詰めれば「コンピュータに、やってほしいことの『指示』を出すこと」です。

もし、お子様がレゴの説明書(=設計図)を見て、「次はどのパーツを、どこに、どういう向きで付けるのか」を読み解くのがまだ難しい場合、プログラミングの学習を始めるのは少し早いかもしれません。

「指示を理解する力(論理的思考力)」は、年齢とともに脳が発達することで自然と身につくものです。
今できなくても、1年後にはスラスラできるようになっていることはよくあります。

論理力が発達の途中である段階で無理にプログラミングを始めさせると、「わけが分からない」「つまらない」という苦手意識を植え付けてしまうリスクがあります。
まずはレゴの説明書通りに組み立てられるか? を一つの目安にしてみるのがおすすめです。

チェック3:「能動的な集中力」があるか?

[画像:チェック3:「能動的な集中力」があるか?のイメージ画像]

「うちの子、YouTubeなら何時間でも集中して見てるんですけど…」
そうおっしゃる保護者の方も多いですが、実は「動画を見ている時の集中」と「学習に必要な集中」は別物です。

  • 受動的な集中(YouTubeなど):
    次々と流れてくる刺激に対して、受け身で反応している状態。ジェットコースターに乗っているようなもので、自分で進んでいるわけではありません。
  • 能動的な集中(レゴ・プログラミングなど):
    「これを作りたい!」という自分の意志で、手を動かし、頭を働かせ続ける状態。自分の足で山を登るような、エネルギーを使う集中です。

プログラミング学習に必要なのは、後者の「自分から湧き出るやる気に支えられた集中力」です。
レゴ遊びに没頭できるお子様は、この「能動的な集中力」がしっかりと育っています。

まずは「あつまラボ」で、楽しくテストしてみませんか?

「いきなり高い教材を買ったり、教室に入会するのは不安…」

そんな時は、ぜひ青梅市梅郷の「あつまラボ」で開催している無料の「のんびりレゴ®会」をご活用ください!

あつまラボは、レゴ遊びを通して、お子様の「創造性」「論理力」「集中力」が今どのくらいの段階にあるのかを、保護者の方が客観的に確認できる場所でもあります。

もちろん、「テスト」なんて堅苦しく考えず、純粋にレゴを楽しみに来てくれるだけで大歓迎です!
もしお子様がレゴに夢中になり、説明書を読み解き、自分だけの作品を作り上げたら…それは「プログラミング、始めても大丈夫!」のサインかもしれません。

まずはお気軽に、遊びに来てくださいね。

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「鬼滅の刃」ゲームを作ろう! AIと子どもの最強タッグで生まれた名作たち (2025/11/22開催レポート)https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/report/20251122.htmlWed, 26 Nov 2025 00:00:00 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=400

こんにちは、あつまラボ運営の山脇です。 2025年11月22日(土)、「AIとつくる!ゲーム制作会」を開催しました! 今回の制作会のテーマは、子どもたちからの熱いリクエストにより、急遽「鬼滅の刃」特集に決定! 「大好きな ... ]]>

こんにちは、あつまラボ運営の山脇です。 2025年11月22日(土)、「AIとつくる!ゲーム制作会」を開催しました!

今回の制作会のテーマは、子どもたちからの熱いリクエストにより、急遽「鬼滅の刃」特集に決定! 「大好きなあのアニメのゲームを作りたい!」という情熱が、AIを動かし、素晴らしい作品を生み出しました。

アカザを倒す!スクロールアクションゲーム

[画像:手描きのコース設計図]
がんばって大作を考えてくれました!

まず一つ目の作品は、「コースを進んでボス(アカザ)を倒すアクションゲーム」です。

制作は、なんと手描きのコース設計図からスタート! 「ここは真っ直ぐで、ここに敵がいて…」と、イメージを膨らませながら一生懸命に描いてくれました。

この手描きの絵をAIに読み込ませて、「こんなゲームを作って!」とお願いすると… なんと、AIがそのコースを再現したゲームのプログラムを書いてくれました!

さらに、「仲間を集めていく要素を入れたい!」というアイデアを追加して、ついに完成!

全画面で遊ぶ

道中: キーボードの左右で、襲いかかってくる敵をひたすら回避!
ボス戦: ボス(アカザ)が出現したら、上下キーも駆使して距離を詰め、一気に首をはねる!

特に素晴らしかったのが、ボスを倒す瞬間の演出。 AIが「首をはねる時のエフェクト」をしっかりと実装してくれたおかげで、まるでアニメのような「シャキーン!」という効果音が聞こえてきそうな、爽快感のある演出になりました。

こんな変更も!

全画面で遊ぶ

「これって伊之助を主人公にできるの?」という疑問から、AIさんにお願いしてみると、本当に伊之助にしてくれました(笑)

「鬼滅の刃」版黒ひげ危機一髪!

2つ目の作品は、制作の合間のクールダウン(?)を兼ねて作られた、「黒ひげ危機一髪」風の爆弾解体ゲームです。

こちらも、まずは手描きで「ボタンが並んでいる画面」のイメージを描いてもらい、それをAIに読み取らせてゲーム化しました。

全画面で遊ぶ

ルールはシンプル。「順番にボタンを押していき、爆発しなかったらクリア」。 最初は「爆発するボタン」が毎回同じ場所(固定)だったのですが、それじゃ面白くない!ということで、AIに修正を依頼。

「毎回、違うボタンが爆発するようにして!」と指示を出し、見事にランダム機能が実装されました。これで何度遊んでもドキドキできるゲームに進化しましたね!

さいごに

元の絵とAI生成された絵の比較

今回は、子どもたちが頑張って描いたイラストを元に、AIにキャラクター化してもらう実験もしました。

出来上がったのは…あまりにも完成度が高すぎる、完全に「アカザ」そのもの…!(笑)
AIの画像生成能力の高さと、元のイラストの特徴を捉える力に、みんなで大盛り上がりでした。

今回の制作会を通して改めて感じたのは、「これが好き!」「これを作りたい!」という気持ちの強さです。

「鬼滅の刃」という大好きなテーマがあったからこそ、具体的なアイデアが次々と湧き出し、AIへの指示も熱のこもったものになりました。 あつまラボでは、これからも子どもたちの「好き」を原動力に、創造力を爆発させる場を作っていきたいと思います。

次回のイベントでも、どんな名作が生まれるか楽しみです!

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みんなで巨大ジャンプ台に挑戦! 11月の「のんびりレゴ®会」レポートhttps://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/report/20251109.htmlTue, 25 Nov 2025 07:38:59 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=395

みんなでジャンプコースをつくりました! こんにちは、あつまラボ運営の山脇です。 2025年11月9日(日)、「のんびりレゴ®会」を開催しました! いつものレゴ®会は、それぞれが好きなものを自由に作るスタイルですが、今回は ... ]]>

みんなでジャンプコースをつくりました!

レゴをみんなで組み立てる様子
パックを分担して作っていきました

こんにちは、あつまラボ運営の山脇です。 2025年11月9日(日)、「のんびりレゴ®会」を開催しました!

いつものレゴ®会は、それぞれが好きなものを自由に作るスタイルですが、今回は「みんなで一つの大きなレゴを組み立てる」という、新しい試みに挑戦してみました。

みんなで協力して作ったのは、「限界突破だ!レースカー ジャンプコース」
巨大なジャンプ台(すべり台?)が特徴の、迫力あるコースセットです。

普段は一人で作るレゴも、みんなで作るとまた違った面白さ(と難しさ!)があります。

特にこのセット、意外とパーツの前後の区別をつけるのが難しく… 「あれ?こっち向きかな?」「いや、逆じゃない?」と、みんなで説明書を覗き込みながら、あーでもないこーでもないと試行錯誤。

実は、私(山脇)がはめるブロックを間違えてしまう場面もありましたが(汗)、子どもたちが鋭く気づいて指摘してくれました。頼もしい!

遊ぶ楽しさもひとしお

ホットドックのカートとおトイレのカート
ホットドックのカートとおトイレのカートの対決……

苦労の末、ジャンプ台が完成したら、いよいよお待ちかねのレースタイム!

ピザ屋のカートやおトイレのカートなど、個性あふれるカートたちが次々とジャンプ台を駆け抜けていきました。 「誰のが一番遠くまで飛ぶか!?」を競ったり、クラッシュして大笑いしたり、とても賑やかな時間になりました。

今回のお試し開催を通して、「みんなで一つの目標に向かって協力して作る」という体験も、子どもたちにとって非常に良い刺激になることが分かりました。 あつまラボでは、今後もこうした「協力型」のレゴ遊びを取り入れていきたいと思います。

クリスマスイベントでも、みんなでレゴを組み立てます!

アルプスの山荘

そして、次回の「みんなで作る」イベントは、クリスマス特別企画です!

12月20日(土)のクリスマスイベントでは、クリスマスムード満点の「アルプスの山荘」を、参加者みんなで分担して作り上げます。 今回よりもさらにパーツが多く、作りごたえのあるセットですが、みんなで力を合わせればきっと素敵な山荘ができるはず!

現在、参加申し込み受付中です。 (※先着順ですので、お早めにチェックしてください!)

クリスマスイベントの詳細はこちら

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「教育は遺伝に勝てるか?」衝撃の結論と、私たちが子どもにできること【読書感想】https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/readings/book20251124.htmlMon, 24 Nov 2025 04:06:20 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=390

こんにちは、あつまラボ運営の山脇です。 あつまラボには、子どもたちの教育や成長に関する本もたくさん置いてあります。今回は、行動遺伝学の第一人者である安藤寿康先生の著書『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)を読んで、非常に ... ]]>

こんにちは、あつまラボ運営の山脇です。

あつまラボには、子どもたちの教育や成長に関する本もたくさん置いてあります。
今回は、行動遺伝学の第一人者である安藤寿康先生の著書『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)を読んで、非常に考えさせられる内容だったのでシェアしたいと思います。

この本の内容を、乱暴にたった2行でまとめてしまうと、こうなります。

Q.「教育は遺伝に勝てるか?」
A.「勝てませんでした」

…衝撃的ですよね。
しかし、読み進めていくと、これは決して「子育てには意味がない」という悲観的な話ではないことが分かってきます。

「蛙の子は蛙」…という単純な話ではない

最近のDNA解析や行動遺伝学の研究では、「人間の能力や性質の多くは遺伝の影響を受ける」ということが科学的に証明されつつあるそうです。

「じゃあ、親が運動音痴なら子どももダメなの?」
「私が勉強苦手だから、この子も…」

そう思ってしまうかもしれませんが、ここで重要なのは「遺伝=親のコピー」ではないということです。

一人の人間は無数の遺伝子の組み合わせでできています。
両親から遺伝子を受け継ぐ際、その組み合わせパターンは天文学的な数になり、親とは全く異なる特性を持った「別の一人の人間」が誕生します。

つまり、「遺伝で決まる部分は多いけれど、どんな子が生まれるかは誰にも予測できない(親とは違う)」というのが、科学的な事実のようです。

ですから、子育てにおいては「自分に似ているはず」という思い込みを捨て、「似ている部分はあるけれど、全く別の人格なんだ」と尊重して接することが大切なんですね。

「変えられるもの」と「変えられないもの」

本の中では、ふたご(一卵性と二卵性)の研究を通して、遺伝と環境の影響度合いが紹介されていました。

  1. 遺伝の影響「大」: パーソナリティ(性格)、知能
  2. 遺伝の影響「中」: 学力
  3. 遺伝の影響「小」: 親への愛着、物質依存

ここから分かるのは、「性格」や「知能」といった基本的な部分は、周りがいくら変えようとしても、遺伝の影響が非常に強い(変えにくい)ということです。

一方で、希望が持てるデータもあります。
それは、「親への愛着」は遺伝で決まらないということです。

徳川家康も気づいていた? 親子関係の真理

どんな遺伝子を持って生まれた子であっても、良好な親子関係(アタッチメント)は、環境次第で築くことができます。そして、この「安心感」こそが、子どものチャレンジ精神の土台となります。

ここで、少し面白いエピソードをご紹介します。
江戸幕府を開いた徳川家康は、子育てについてこんな言葉を残していると言われています(※諸説あります)。

「子どもを優しく育てても、厳しく育てても、育つ結果にあまり変わりはない。
それならば、親子関係が良好である(優しく育てる)方が良い」

家康自身は息子に厳しかったとも言われますが、晩年の反省だったのかもしれません。
遺伝子解析などない時代に、「子どもがどう育つかは親の思い通りにはならない(=遺伝の影響)」と悟り、「だったら仲良く過ごせる方が幸せだよね(=愛着の形成)」という真理にたどり着いていたとしたら、すごい慧眼ですよね。

「環境」格差をなくすために、あつまラボができること

さて、多くの親御さんが気になる「学力」についてです。
学力は、遺伝が約50%、残りの約50%は環境が影響すると言われています。

ここで残酷な現実として、「親の経済力」が子どもの学力に影響することは否定できません。
それは単に「私学に通えるから」「高い塾に行けるから」というだけでなく、本を読んであげたり、色々な体験をさせたりといった「文化的な環境」を用意できる余裕があるか、という点が大きいのでしょう。

環境さえ整えば、あとはその子の遺伝(才能)次第で伸びていきます。
しかし、経済的な理由で「環境(スタートライン)」にすら立てないとしたら、それはとても悲しいことです。

あつまラボが、参加費原則無料で開催している理由は、まさにここにあります。

「プログラミングやものづくりに興味があるけど、高いお教室には通えない」
「家にパソコンやレゴがないから、体験させてあげられない」

そんなご家庭に、平等に「環境」を提供したい。
遺伝による才能の違いはあれど、「機会」だけは平等でありたい。

あつまラボは、青梅市の子どもたちが、家庭の事情に関わらず、自分の可能性(遺伝子のスイッチ)をオンにできる場所であり続けたいと思っています。

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あつまラボについて

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【2025年12月】あつまラボのクリスマスイベントのお知らせhttps://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/event/202512_xmas_events.htmlSat, 22 Nov 2025 13:23:58 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=359

みなさまお申込みありがとうございます!満席となりましたので、新規のお申し込みは停止しています。2026年からもレゴをつくるイベントを予定していますので、またご参加くださいm(__)m クリスマスイベント開催 2025年も ... ]]>

みなさまお申込みありがとうございます!満席となりましたので、新規のお申し込みは停止しています。
2026年からもレゴをつくるイベントを予定していますので、またご参加くださいm(__)m

クリスマスイベント開催

2025年も残りわずか。「あつまラボ」がスタートして、あっという間の一年でした。
まだまだ広報活動も不十分な中で、Webサイトやチラシを見てお問い合わせしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!

感謝の気持ちを込めて、ささやかながらクリスマスイベントを開催しようと思います。

【イベント詳細と注意事項】

  • 開催日時:2025年12月20日 14時スタート(約2時間のワークショップ)
  • 定員:先着8名様
  • 対象:3歳からご参加可能
    • ※注意事項
      安全のため、ご参加いただけるのは「ブロックをお口に入れないお約束」ができるお子様に限らせていただきます。未就学児のお子様は、必ず保護者の方同伴でのご参加をお願いいたします。
  • 内容:LEGO®の「アルプスの山荘」をみんなで分担して作っていきます
    • ※レゴブロックはお持ち帰りできませんので、ご了承ください。
  • 場所:ノコギリカフェ内予定
  • 駐車場:4台まで
    • ※駐車場のご利用は先着順とさせていただきます。また、お友達と一緒にご参加の場合は、できるだけ御同乗をお願いします。
  • 参加費:無料

みんなで「アルプスの山荘」を組み立てていこう

LEGOの「アルプスの山荘」

今回のイベントでは、レゴの「アルプスの山荘」をみんなで組み立てていく予定です。
袋ごとに役割分担をして、それぞれがつくったパーツを最後に合体!うまく山荘がつくれるかな?

※当日組み立てるブロックは、入荷の状況などで変更になる可能性があります。

今回組み立てたブロックたちはお持ち帰りすることはできませんが、完成後はみんなで記念撮影をしましょう!
完成した作品はクリスマスまであつまラボ内に飾らせていただく予定です。

場所はMOPTOPさんの「ノコギリ」

ノコギリの外観
かわいいギザギザの屋根が目印です

今回はいつものラボを飛び出して、梅郷の工務店・MOPTOPさんが運営しているミーティングスペース「ノコギリ」で開催予定です。

当日は「ノコギリカフェ」も開催しているので、あつまラボのイベント前にお食事や、ドリンクをいただくこともできます😊

※カフェでのオーダーは必須ではありませんが、美味しい飲み物も販売していますのでぜひご利用ください

ノコギリの内観
素敵なミーティングスペースをお借りします
ディスプレイされたレゴ
かわいくディスプレイしたら、写真をとりましょう📷✨
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「うちの子、誰に似たの?」 遺伝の科学が教える、子どもの”個性”との向き合い方https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/readings/behavioral-genetics01.htmlFri, 07 Nov 2025 07:53:47 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=351

「この子はお父さんに似て、のんびり屋さんね」「うちは姉妹なのに、性格が全然違うのはなんで?」 子育てをしていると、お子様の「個性」について、そんな風に感じることがよくありますよね。こんにちは、青梅市梅郷であつまラボを運営 ... ]]>

「この子はお父さんに似て、のんびり屋さんね」
「うちは姉妹なのに、性格が全然違うのはなんで?」

子育てをしていると、お子様の「個性」について、そんな風に感じることがよくありますよね。
こんにちは、青梅市梅郷であつまラボを運営している山脇です。

こうした「生まれつきの個性」について、ひと昔前は「気のせい」や「育て方の問題」とされることもありましたが、最近の科学技術の進歩、とくに「行動遺伝学」という分野の研究によって、個人の特性や才能に「遺伝」が強く影響していることが分かってきました。

「えっ、じゃあ子どもの将来は遺伝で全部決まっちゃうの?」
そう不安に思われるかもしれませんが、話はそう単純ではありません。むしろ、その逆です。

今回は、最近の科学が明らかにした「遺伝と子育て」の興味深い関係について、安藤寿康先生の『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書) などを参考に、分かりやすくご紹介します。

親と「似ている」のに「違う」のはナゼ?

遺伝というと、血液型のように「A型とB型の親からAB型の子が生まれる」といった、決まったルールを想像しがちです。

でも、性格や才能といった複雑なものは、もっと多くの遺伝子が関わっています。
ここで、すごくシンプルな例え話をしてみましょう。

もし、人間の特性を決める遺伝子が4種類(A, B, C, D)しかなかったら?

  • A を持つ人は「賢い」
  • B を持つ人は「体が強い」
  • C を持つ人は「動きが素早い」
  • D を持つ人は「やさしい」

そして、一人の人間は遺伝子を2つ持つとします。

お父さんが「A(賢い)」と「B(強い)」を持ち、
お母さんが「C(素早い)」と「D(やさしい)」を持っていた場合。

子どもは、お父さんから1つ、お母さんから1つ遺伝子をもらうので、生まれてくる可能性があるのは、以下の4パターンです。

  • A+C の子: 賢くて、素早い
  • A+D の子: 賢くて、やさしい
  • B+C の子: 強くて、素早い
  • B+D の子: 強くて、やさしい

高校生物で習った「メンデルの法則」のようですね。
この例を見て、どう思われますか?
どの子も両親の要素(A,B,C,D)を受け継いでいますが、両親(「賢くて強い」「素早くてやさしい」)とは、まったく違う組み合わせの個性(例:「賢くて素早い」)を持った子どもが生まれています。

[かけあわせのイメージ画像]

遺伝の組み合わせは「天文学的」

現実の世界では、人間の特性に関わる遺伝子の種類は4種類どころか、数万個あると言われています。
その組み合わせパターンは、まさに天文学的な数字で、人間の想像をはるかに超えます。

つまり、現代の科学が明らかにしたのは、

  1. 「人間の個性は、遺伝の影響を強く受ける」という事実
  2. 「でも、両親からどんな遺伝子の組み合わせを受け継ぐかは、誰にも予測できない」という事実

この2つです。
「お父さんに似ている部分もあるけれど、根本的には別の一人の人間」というのは、感覚的にも、そして科学的にも真実だったわけですね。

私たち大人ができること ~ 決めつけず、環境を用意する ~

「遺伝の影響が強いなら、教育やしつけは意味がないの?」
いえ、そんなことはありません。

遺伝がもたらすのは、あくまで「才能の種(可能性)」のようなものです。
その種が芽を出すかどうか、どれだけ大きく育つかは、その後の「環境(教育や体験)」にも左右されます。

例えば、「音楽的な才能の種」を持っていたとしても、楽器に触れる機会(環境)が一度もなければ、その才能は芽吹かないままかもしれません。
逆に、「運動の才能の種」がそこまで強くなくても、楽しいスポーツ体験(環境)がきっかけで、運動が大好きになり、結果的に高い能力を身につけることもあります。

そうした中で、私たち大人(親や教育者)ができる最も大切なこと。
それは、「うちの子は〇〇が苦手だから」と決めつけたり、「親の私ができなかったから、あなたも無理」と可能性を狭めたりすることではありません。

その子がどんな「才能の種」を持っているかは、誰にも分からないのですから、
いろいろな体験ができる「環境」を用意し、その子が「これ、面白い!」「もっとやりたい!」と夢中になれるもの(=その子の種と環境がマッチした瞬間)を見つけ、応援してあげることではないでしょうか。

あつまラボが「ラボ」である理由

あつまラボが、一方的に何かを教える「教室」ではなく、子どもたちが主体的に探求する「ラボ(実験室)」という名前なのも、まさに同じ理由です。

  • AIとゲームを作る体験
  • レゴ®で自由にものづくりをする体験
  • ラボの本で、自分の興味を深掘りする体験
  • 学校の勉強の「わからない」を、一緒に考える体験

私たちは、プログラミングやSTEAM教育という切り口で、子どもたちに多様な「環境」を提供しています。
その中で、お子様自身が「これだ!」と思える才能の芽を見つけ、自ら伸ばしていく。

あつまラボが、青梅市の子どもたちにとって、そんな「自分だけの可能性」を発見できる場所になれれば、これほど嬉しいことはありません。

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あつまラボの新企画「フリータイム」って何ができるの? ~ “好き”を探求する、自由な学びの時間 ~https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/readings/about-freetime.htmlWed, 05 Nov 2025 02:13:41 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=324

こんにちは、あつまラボ運営の山脇です。2025年10月から、あつまラボでは新しい試みとして「フリータイム」を開始しました。開始早々、イベントで作ったゲームの続きを熱心に取り組むお子さんの姿が見られました。 一方で、「フリ ... ]]>

こんにちは、あつまラボ運営の山脇です。
2025年10月から、あつまラボでは新しい試みとして「フリータイム」を開始しました。
開始早々、イベントで作ったゲームの続きを熱心に取り組むお子さんの姿が見られました。

一方で、「フリータイムって、具体的に何ができるの?」「どんな風に使えばいいの?」といったご質問もいただくかと思います。
今回は、このフリータイムに込めた想いと、具体的な活用方法についてお話しさせてください。

「ラボ」に込めた想い ~ 一方的に教える場所ではなく ~

そもそも、なぜ「あつま教室」ではなく「あつまラボ」という名前なのか。
それは、ここが一方的に私が何かを教えるだけの場所ではなく、子どもたち自身が、自分の興味・関心に基づいて、主体的に何かを探求できる「実験室(ラボラトリー)」のような場所にしたい、という想いがあるからです。

特にこの「フリータイム」は、決まったカリキュラムがあるわけではありません。
子どもたち一人ひとりが「今、やりたいこと」を持ち寄り、自分のペースで取り組む時間です。

フリータイムでできること、過ごし方のヒント

「じゃあ、具体的に何ができるの?」
大きな制限はありませんが、例えばこんな風に活用してもらえたら嬉しいな、と考えています。

1. あつまラボでやったことの「続き」をする

パソコンで学ぶ様子
自分のパソコンを持ってきてもいいよ!

「AIとつくる!ゲーム制作会」で作ったゲームをもっと面白くしたい!プログラミングでもっとこんなことを試してみたい!

イベントの時間だけでは足りなかった探求を、フリータイムでじっくり進めることができます。

2. ラボの本を読んで「研究」する

本をのぼる様子
本を読んでレベルアップ!

あつまラボには、プログラミング、デザイン、科学、アートなど、様々な分野の本があります。

中には、図書館ではなかなか見かけないような最新の話題書や、クリエイティブ活動に役立つ少し専門的な本も。
気になる本を手に取って、自分の興味を深掘りする時間にしてください。

3. 学校の「わからない」を質問する

考える様子
基礎の勉強はやっぱり大切!

「最近、学校の算数が難しくなってきた…」
「英語のこの部分がよく分からないけど、先生には聞きづらい…」

そんな時、フリータイムをちょっとした学習サポートに使うのもOKです!
私(山脇)は、大学・大学院時代に約6年間、塾講師のアルバイト経験があり、会社員時代にはプログラミングスクールの講師もしていました。

大学院入試は英語・数学・経済学で受験したので、中学校レベルの数学・英語であれば、ある程度お答えできるかと思います。

もちろん、私にも分からないことはあります。でも、そんな時は一緒に考えたり、調べたりしましょう。心強いAIもいますから、きっと解決の糸口は見つかるはずです。

4. 静かに「ものづくり」に没頭する

ブロックを組み立てる様子
静かに自分の作品をつくろう

「静かに過ごす」というお約束が守れるのであれば、ラボにあるレゴ®ブロックなどで遊んでも大丈夫です。

イベントとは違い、時間制限なく、自分のペースで、見たことのないパーツも使いながら、じっくりと作品作りに没頭するのも、素晴らしい時間の使い方だと思います。

【重要】保護者の皆様へのお願い

このフリータイムを、子どもたちにとって本当に有意義な時間にするために、保護者の皆様にいくつかお願いしたいことがあります。

1. お子様の「行きたい!」気持ちを尊重してください

一番のお願いは、フリータイムに行くことを、お子様に無理強いしないでいただきたい、ということです。

あつまラボの根幹にあるのは、子どもたちの自発的な「やってみたい!」という気持ちを育むことです。特にフリータイムは、決まった課題がなく、自分で「やりたいこと」を見つける場です。
そこで「親に言われたから来た」という状態では、お子さんにとって、ただただ苦痛な時間になってしまいます。

「フリータイムで勉強教えてもらいなさい!」と送り出すのではなく、「フリータイム、行ってみる? 何かやりたいことある?」と、必ず本人の意思を確認してあげてください。

まずはフリータイム以外のイベントにご参加いただき、あつまラボの雰囲気がお子様に合っているかを見ていただくことをお勧めします。

2. フリータイムで何をするかは、お子様に任せてあげてください

「せっかく来たんだから、ゲーム作りだけじゃなくて本も読みなさい」
「勉強しに来たんでしょ? レゴで遊ばないで」
…そうお考えになる気持ちも分かります。

しかし、子どもの自発性を育む上で、私が最も避けたいと考えているのが「学習性無力感」です。
「あれをしなさい」「これをするな」と周りからコントロールされ続けることで、子どもが自分から何も考え、行動しなくなってしまう状態です。

学習性無力感ってなに?

私が他のブログに書いた記事があるので、気になる方はチェックしてみてください!

学習性無力感についてはこちら

もちろん、危険なことや、他のお友達が嫌がるようなことをしていれば注意しますが、基本的には、フリータイムの時間をどう使うかは、お子様自身の選択に任せてあげてください

「ゲーム作りが一区切りついたから、次は本を読もうかな」
「勉強が思ったより早く終わったから、残りはレゴで遊ぼう」

そんな風に、子どもが自分でペース配分を考え、主体的に時間を使えるようになること。
それ自体が、フリータイムの大きな学びだと考えています。

3. できるだけお子様のみでのご参加をお願いします

これは、あつまラボのスペース的な問題が大きく、大変心苦しいお願いなのですが、フリータイムはできるだけお子様のみでのご参加をお願いしております。
限られたスペースの中で、一人でも多くの子どもたちに学びの機会を提供するため、参加人数によっては、保護者の方には一時ご退室をお願いする場合がございます。

ただ、当日の参加人数を見て、お席に余裕がある場合は、保護者の方もご一緒に参加いただくことは可能です。ご希望の場合は、お申し込みフォームの備考欄などで、事前にご相談いただけますと幸いです。

「自分の好き」を探求する時間を

フリータイムは、あつまラボが提供する「カリキュラム」ではなく、子どもたち自身が創り上げていく「時間」です。
ぜひこの時間を、ご自身の「好き」や「知りたい」を探求するために、自由に使ってもらえたら嬉しいです。

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あつまラボについて

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創造性が止まらない! 初開催「フリータイム」レポート (2025年10月25日)https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/report/20251025report.htmlWed, 29 Oct 2025 00:00:00 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=328

こんにちは、あつまラボの山脇です。10月25日(土)は、午前中に「AIとつくる!ゲーム制作会」、そして午後には初めての「フリータイム」を開催しました! ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました! フリータイムは、決 ... ]]>

こんにちは、あつまラボの山脇です。
10月25日(土)は、午前中に「AIとつくる!ゲーム制作会」、そして午後には初めての「フリータイム」を開催しました!

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

フリータイムは、決まったカリキュラムがなく、子どもたちが「今やりたいこと」を持ち寄って、自分のペースで探求する時間です。
初めての開催で、どんな時間になるかドキドキしていましたが…杞憂でした!

なんと、先月の「AIとつくる!ゲーム制作会」に参加してくれたお友達が、「ゲームの続きを作りたい!」と再びラボに来てくれたんです。

しかも、前回はAIへの質問も一緒に考えていたのに、今回はもうすっかりAIと”友達”になった様子。自分でどんどんAIに質問を投げかけ、アイデアを形にしていく姿に、子どもの吸収力の速さと、主体的に学ぶことの楽しさを改めて感じました。

[画像:プログラミングに取り組む姿]
しっかりとAIにお願い事を伝えてくれました
[画像:紙に書かれた仕様]
紙にゲームの仕組みを書きました

フリータイムで生まれた、個性豊かなゲームたち!

この日、わずか2時間ほどのフリータイムで生まれた(または進化した)ゲームたちを、少しだけご紹介します!

リズムに乗って♪ 「太鼓の達人」風 音ゲー

全画面であそぶ

タイミング良くキーボードを押してスコアを稼ぐ、本格的な音ゲー!
ちゃんとゲームスタートと同時にBGMが流れるように、フリー音源サイトから「これだ!」という音楽も自分で選んでくれました。

「ちょっと判定がズレてる…?」なんて言いながらも、どこを押せば「Perfect」が出やすいかを探る姿は、まさにゲームデバッガー!
スマホでも遊べるようにしたら、もっと面白くなりそうですね!

アタマを使う! 「ひらがなポーカー」風ゲーム

全画面であそぶ

こちらは、ひらがなポーカーにヒントを得た、オリジナルのカードゲーム。
配られたひらがなカードで「あ行」「か行」などの役を作ります。

実は、もともと作りたかったのは「カードで言葉を作るゲーム」。
AIに相談してみたら「それはちょっと難しい…」とまさかのAIがサレンダー宣言!😂
そこで、急遽ルールを変更して、このポーカー風ゲームが生まれました。

でも、諦めずに「じゃあ、こうしたらできる?」とAIと対話する中で、新しいアイデアが生まれるのも、AIとものづくりをする面白さです。いつか、言葉を作るゲームもリベンジしたいですね!

ハラハラドキドキ! 足場が崩れるサバイバルゲーム

全画面であそぶ

人気ゲーム「フォールガイズ」にヒントを得た、対戦型ミニゲーム。
プレイヤーが2回踏むと消える足場の上で、相手を落とすか、自分が落ちるかのサバイバル!

最初はコンピュータが強すぎて全く勝てなかったのですが、調整を繰り返すうちに、なぜか急に弱くなってしまうハプニングも(笑)。
見ていたお母さんから「お互い同時に一歩ずつ動くようにしたら、もっと駆け引きが生まれて面白いかも!」という、的確なアドバイスもいただきました。(まさに、それです!)

今回のハイライト! 愛情たっぷり♡ ワンちゃんお世話ゲーム

全画面であそぶ

そして、今回特に時間をかけて作り込んだのが、このワンちゃんのお世話ゲーム!
ルールはこちら👇

ワンちゃんのお世話ゲームのルール

🎮 ゲームの目的

60秒間(ゲーム内時間で約3時間)で、犬のお世話や遊びを通して「しあわせ度」をできるだけ多く集めるゲームです。


🕹 操作方法

  • 移動:
    • キーボード: キー
    • スマホ: 画面下の十字ボタン
  • アクション:
    • キーボード: J キー(または スペース キー)
    • スマホ: 画面右下の「A」ボタン

📝 お世話とアクション

1. 時間で発生するタスク

ゲーム内の時間(10秒で30分進む)に合わせて、お世話のタスクが発生します。

  • 午前5時: さんぽ!
    • やること: 「玄関マット」にふれる。
  • 午前7時: あさごはん!
    • やること: 「キッチン」にある「ごはん(●)」を取り、犬の「ケージ」にある「お皿」に運ぶ。
  • せいこう: しあわせ度が +10点 もらえます。

2. いつでもできるアクション

  • なでる
    • やり方: 犬と重なっている時に「A」ボタン(Jキー)を押す。
    • けっか: しあわせ度が +5点 もらえます。
  • ほえる
    • やり方: 「A」ボタン(Jキー)を押す。
    • けっか: 犬が「ワン!」と吠えます。(得点はありません)

🛍 アイテムと遊び

1. アイテムを買う

  • 「キッチン」にある「ショップ(赤い●)」にふれると、しあわせ度を使ってアイテムを買えます。
  • ボール: 50しあわせ度
  • : 50しあわせ度

2. アイテムで遊ぶ

  • アイテムを持っている時に「A」ボタン(Jキー)を押すと使えます。
  • ボールを投げる
    • けっか: あなたがボールを投げ、犬がそれを追いかけて、あなたの所まで持ってきます。
  • 骨をわたす
    • けっか: 犬が骨を受け取り、ケージに持っていって「安心」してお昼寝します。

🐶 犬(ポメラニアン)の行動

犬は自動でいろいろな行動をします。

  • リビングやキッチンをウロウロする。
  • あなたを追いかけてくる。
  • ソファやケージで「おひるね」する。
  • あなたが投げたボールや骨を追いかける。

「ごはんをあげる」「おもちゃで遊ぶ」「なでなでタイム」など、ワンちゃんが喜ぶお世話メニューを一生懸命考えてくれました。
最初はAIがなかなかルールを理解してくれなかったり、勝手に余計な機能を追加してしまったりと、なかなかの苦戦ぶり。

それでも、根気強く、どうすればAIに正確に伝わるかを考え、言葉を選び、何度も指示を出し直して…
最後はなんと、スマホでアイテム(ごはんやおもちゃ)を買う機能まで実装!

「伝える力」と「諦めない心」が生んだ、素晴らしい力作です!

「フリータイム」は、“好き”を深める実験室

フリータイムは、決まったゴールを目指すのではなく、子どもたち自身の「もっとこうしたい!」という気持ちを、時間にとらわれず探求できる場所です。

もちろん、途中で「やっぱりこっちの方が面白そう!」と方向転換したってOK。
その試行錯誤こそが、「ラボ(実験室)」の醍醐味です。

あつまラボでは、これからも子どもたちの主体的な学びを応援していきます。
次回のフリータイム、そして他のイベントへのご参加もお待ちしております!

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あつまラボについて

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青梅市でSTEAM教育を始めよう! 未来を生き抜く力を育む「あつまラボ」の無料体験https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/readings/ome-steam.htmlTue, 28 Oct 2025 00:00:00 +0000https://ssaits.jp/atsuma-lab/blog/?p=306

「STEAM(スティーム)教育って、子どもに本当に必要なの?」「青梅市内で、気軽にSTEAM教育に触れられる場所はないかな?」「うちの子は理系じゃないけど、STEAM教育って意味があるの?」 青梅市にお住まいで、お子様の ... ]]>

「STEAM(スティーム)教育って、子どもに本当に必要なの?」
「青梅市内で、気軽にSTEAM教育に触れられる場所はないかな?」
「うちの子は理系じゃないけど、STEAM教育って意味があるの?」

青梅市にお住まいで、お子様の未来の教育についてアンテナを張られている保護者の皆様、こんにちは。
青梅市梅郷の非営利クリエイティブ教室「あつまラボ」です。

近年、教育現場で注目されている「STEAM教育」。
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・教養)、Mathematics(数学)の頭文字をとった、教科横断的な学びのアプローチです。

でも、なぜ今、このSTEAM教育がこれほどまでに重要視されているのでしょうか?

AI時代だからこそ、STEAM教育で「人間ならではの力」を

これからの社会は、AIが私たちの生活や仕事を大きく変えていく時代です。
単純な作業や計算はAIが得意になりますが、人間にしかできないことも、もちろんたくさんあります。

それは、「新しいアイデアを生み出す創造力」「複雑な問題を解決する思考力」、そして「多様な人々と協力する力」です。

STEAM教育は、まさにこれらの「AIには真似できない、人間ならではの力」を育むことを目的としています。
教科の枠にとらわれず、様々な知識やスキルを「組み合わせて使う」練習を通して、実社会で本当に役立つ力を養うのです。

「理系科目だけでなく、アート(芸術・教養)が含まれている」のが、STEAM教育の大きな特徴です。論理的な思考だけでなく、豊かな感性や発想力も同時に育むことで、変化の激しい未来社会を柔軟に、たくましく生き抜く土台を作ります。

青梅市でSTEAM教育? 「あつまラボ」なら無料で体験できます!

「STEAM教育の重要性はわかったけど、青梅市でどこか良い場所はないかしら?」
「専門的な教室は、費用も高そう…」

そんな青梅市の保護者の方々に、ぜひ知っていただきたいのが、私たち「あつまラボ」です。

あつまラボは、青梅市梅郷にある、参加費原則無料の非営利クリエイティブ教室。
私たちは、高額な月謝をいただくことなく、青梅市の子どもたちに質の高いSTEAM教育の体験を提供することを目指しています。

遊びが学びに変わる! あつまラボのSTEAM体験

あつまラボでは、「お勉強」ではなく、子どもたちが夢中になれる「遊び」を通して、自然とSTEAMの力が身につくイベントを開催しています。

「AIとつくる!ゲーム制作会」

[画像:紙に書いたプロンプト]

AI(Technology)と対話しながら、自分のアイデア(Arts)をゲームという形(Engineering)にしていく体験は、まさにSTEAM教育そのもの。論理的思考力(Mathematics)も自然と養われます。

「のんびりレゴ®会」

[画像:机いっぱいのレゴ]

ブロックを組み立てる(Engineering)中で、形の原理(Science)やバランス(Mathematics)を学び、自由に表現する(Arts)楽しさを満喫します。

このように、あつまラボの活動は、子どもたちが楽しみながら、知らず知らずのうちにSTEAMの5つの要素に触れられるようにデザインされています。

青梅市でSTEAM教育の第一歩を「あつまラボ」で

「うちの子でもついていけるかな?」
「難しそうなイメージがあるけど…」

心配はいりません。あつまラボは、競争や評価のない、安心して失敗できる場所です。
大切なのは、お子様の「やってみたい!」という好奇心だけ。

青梅市の豊かな自然の中で、未来につながる新しい学びを体験してみませんか?
まずは無料イベントで、STEAM教育の楽しさに触れてみてください。

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あつまラボについて

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