使いやすい大学サイトってなんだ?
先日大学で広報をされている方から「使いやすいWebサイトってどんなの?」というご相談を受けました。
「使いやすさなんて人それぞれ」という風に答えることもできますが、実は「使いやすい大学サイトとは何か?」を調査した資料があります。
それは日経BPマーケティングが出している『全国大学サイト・ユーザビリティ調査 』です。
今回はこの『全国大学サイト・ユーザビリティ調査 』からどのようなWebサイトが使いやすいと言えるのかを考えていきましょう。
全国大学サイト・ユーザビリティ調査の概要
本格的な話を始める前に、『全国大学サイト・ユーザビリティ調査』についてまとめておきましょう。
『全国大学サイト・ユーザビリティ調査』では100校以上の大学サイトを対象に、100項目以上のチェックリストを使ってユーザービリティの調査をしています(ユーザービリティとは「使いやすさ」を意味しています)。
基本的に市販化されておらず、Webサイトからのお問合せが必要です(日経BPのWebサイトはこちら)。
ただ、調べてみると専修大学のような大きな大学であれば図書館には置いてあるようですので、お近くの大学図書館を探してみてはどうでしょうか。
Webサイトとはリンクの塊である
上述の通り、『全国大学サイト・ユーザビリティ調査』では100項目以上のチェックリストを使って、Webサイトを評価しています。
それらの項目の中で、大半はリンクに関するものです。
改めて、Webサイトというのがリンクの塊であることを感じさせる内容です。
『全国大学サイト・ユーザビリティ調査 』のリンクに関係する評価をまとめると以下のようになります。
- ターゲット別リンクはあるか(例えば「受験生の方」のようなリンク)
- サイトマップはあるか
- リンクは押しやすいか(プルダウンから押すような形式ではないか)
- カテゴリーで上手くまとめられているか
- メインコンテンツに行くリンクがあるか
使いやすいリンクの設置が使いやすいWebサイトの第一歩
以上、今回は『全国大学サイト・ユーザビリティ調査』から、使いやすいWebサイトはなにかを学んでいきました。
簡単にまとめますと、「必要なリンクがある」「サイトを一覧化するリンク集がある」「ストレスなくリンクを押せる」「リンクをカテゴリーでまとめる」「メインコンテンツに行ける」という設計にするのが使いやすいWebサイトの第一歩と言えるでしょう。
- ターゲットとなるユーザーに必要なリンクがある
- サイトを一覧化できるリンク集(サイトマップ)がある
- ストレスなくリンクがおせる
- カテゴリーで上手くリンクがまとめてある
- メインコンテンツに行くリンクがある